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高性能な窓から快適で豊かな毎日を

takaokam

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  • 2020/02/25
  • カテゴリー:断熱

 

ふと窓に目をやると、綺麗な景色が望めて
心が安らぐことがあります
冬の寒い夕方 家々の窓から漏れる部屋の明かりに
心が温かくなることがあります

窓は建物の中と外を繋げてくれるもの

そんな窓について考えてみました

窓の歴史

遥か昔 人間は石造り家の壁に穴をあけ
そこから風を取り入れました

その後 その穴を使い
更に気持ちよく過ごす為にはどうしたらよいか?

長い年月をかけて考えられた結果が
現在の窓に繋がっています

窓の役割

では 窓の主な役割とは

光を取り入れる
陽ざしを取り込む
換気をする
人やモノの出入り
景色を楽しむ

など 様々な役割を担い

室内での生活を
快適で豊かなものにしてくれます

 

日本の窓事情

しかし快適で豊かに過ごさせてくれるハズの窓が
問題を引き起こす場合があります

それは
「冬場 窓の近くは スースーして寒い」
「冬場 窓ガラスに結露が・・・」
「夏場 窓辺は暑い」

これではのんきに外の景色など楽しむこともままなりませんね

このような現象が起きるのは
窓は他の部分より熱の出入りが大きいからです

このような現象を防ぐには
熱の出入りを遮断(断熱)してくれる高性能な窓が必要となります
家の基礎や壁や屋根には
断熱材や気密シートなどを施して
性能を確保することができますが
窓にはできません
だからこそ 窓自体の性能  が求められます

海外の窓事情

多くの国は 窓の断熱性能の最低基準を設けています

窓の断熱性能は
「熱貫流率= 1m2当たり かつ1時間当たりに通す熱量」
で表します

 

数字が小さいほど熱の出入りが少なく高性能であることを意味しますが
残念ながら日本の窓には基準はありません
その為
製品の普及度や消費者への認知度も遅れ気味なのだと思います

高性能な窓を選ぶポイント

では実際にどのような窓を選べばよいか?

窓は窓枠+ガラスで構成されています
どちらも熱を伝えにくい方が理想です

 

アルミは熱伝導率が非常に高いので 断熱性能は期待できません

 

樹脂枠は耐久性にも優れているため世界中で使われています

木製枠は 断熱性もあり
木の質感や重厚感も味わえデザイン的にも楽しめます
そして 自然素材ということで環境にも優しいです

6.の木製アルミクラウド枠は 外側アルミ+内側木製とし
メンテナンスのしやすさを実現しています

高性能な窓を制すると

かつては大地を走り回り自然と共存していた人々
今では建物の中で過ごすことが多くなった人々
そんな人々に 窓は 自然の心地よさを与えてくれています
しかし それは 窓の性能 により大きく左右されます

建物の快適性は 窓だけで決まるわけではないですが
窓が大きなウエイトを占めているのも事実です

是非とも 中と外を上手に繋げてくれる高性能な窓を選んで
より快適で豊かな毎日を送って欲しいと思います

参考資料:新しい家づくりの教科書 パッシブハウスジャパンHP等

 

 

2020年02月25日断熱| 投稿者:takaokamtakaokam

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