「山越町の家」でこの日、
気密測定が行われるということでお伺いしました!
まだ気密測定に立ち会ってなかったので
私にとって記念すべき初めての気密測定です。
そもそも、
「気密測定ってなに?」
というと、
家にどのくらいいらない隙間があるのかを測定する検査のことを言います。
この隙間の面積はC値(相当隙間面積)という値で示され、
この数値が低いほど気密性に優れている住宅であるといわれています。
C値(相当隙間面積)は、
お家の総隙間面積をお家の延べ床面積で割ることで
求めることができます。
<C値(相当隙間面積)=総隙間面積÷延べ床面積>
気密測定には減圧法と加圧法の2通りの測定方法があります。
〇減圧法:送風機によって、お家の中の空気を強制的に外に出す
〇加圧法:送風機によって、お家の外の空気を強制的に中に入れる
ところがこの減圧法と加圧法、
それぞれの測定を行ったとき
C値(相当隙間面積)にずれが生じる場合があるので、
弊社では2通りの方法で気密測定を行って、
その2つの平均値をC値としています。
「測定方法によるC値のずれをできるだけなくそう!」
ということです。
【気密や気密測定についてPureコラムで詳しく紹介しています。是非ご覧ください。】
気密測定を行ってくださるのは、
弊社で毎回お世話になっている
気密測定士・森田さんです。
「気密のことならなんでも聞いてください!」
とおしゃっていた森田さん。
測定を行う前に、
気密測定について
O様に説明するとのことだったので、
私も聞き耳を立てて森田さんの説明を聞き、お勉強。
わかりやすく丁寧にご説明されていました。
さすがです!(/・ω・)/
一通り説明をした後、
いよいよ気密測定に入ります!
まずは減圧法です。
上の写真に写っている機械が送風機です。
この送風機によって、
お家の中の空気を強制的に外に出していきます。
減圧法の結果は‥
総隙間面積:8㎠
延べ床面積:135.35㎡
C値(相当隙間面積):0.06㎠/㎡
続いて加圧法です。
減圧法とは逆の向きで測定され、
送風機によってお家の外の空気を強制的に中に入れていきます。
加圧法の結果は‥
総隙間面積:13㎠
延べ床面積:135.35㎡
C値(相当隙間面積):0.09㎠/㎡
ということで、
平均値である 0.075㎠/㎡ が
C値(相当隙間面積)となります!
1㎠/㎡以下‥さらには0.1㎠/㎡以下のC値。
気密に関して意識をあまりしていない事業者のC値は
3~4㎠/㎡になっているそうなので、
0.075㎠/㎡というC値は
とても気密性能が高いということが言えると思います。
この気密性能の高さは、
寺園親子をはじめ、
職人さん方の丁寧な施工があってこそ生まれていると
日々現場に同行させていただいていて感じます。
本当に感謝感謝です(>_<)
これからどんどん施工が進んで行き、
O様ご家族が実際に住まわれるその時が
本当に楽しみです(*´ω`)