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下三谷”で検索した結果、56件の記事が見つかりました。

【満員御礼】山越町の家 完成見学会(予約制)お申込みありがとうございました!

 

9/12(土)、9/13(日)

山越町の家 完成見学会(予約制)のお申込みを受け付けておりましたが、

満員御礼  となりましたので

誠に勝手ながらお申込みの受付を終了させていただきます。

 

たくさんのお申込み、ありがとうございました!<(_ _)>

 

 

なお、山越町の家に引き続き

伊予市 下三谷の家  にて

9/26(土)、9/27 (日)

予約制完成見学会  が開催されます。

絶賛お申込み受付中 となっておりますので、

是非  こちらから  お申込み下さい!

 

 

 

 

2020年09月10日お知らせ| 投稿者:アーキテクト工房 Pureアーキテクト工房 Pure

またしても 南予の地に☆ ~プラン提示~

 

 

現在、弊社で進行中の現場は6軒。

 

松山市2軒(うち1軒は今月お引渡しです)

伊予市、西予市、西条市、今治市。

 

資料請求やお問合せも

なぜか東予・南予方面のお客様が

多くいらっしゃいます。

温熱に関しての興味を持たれている方が多いのでしょうか。

 

 

先日、またしても南予方面にて計画中

O様邸のプラン提示のお打合せがありました♪

設計はプラン・リーブル高岡先生。

 

こちらO様邸は

180坪を超える広い広い敷地に建つ

お住まいの建替え予定です。

O様によると現在のお住まいは築70年以上。

 

私も設計前に一度

現地へお邪魔させていただきました。

 

一人 何度もぐるぐると

敷地内を回り お写真を撮らせていただきましたが

 

その優しく趣のある 佇まいに

終始 感動でした♡

 

 

 

 

これから

どんな姿に 生まれ変わるのか。

ご家族皆さまで住まわれる 三世帯住宅。

心身共に あたたかなお家になります♪

 

今は、まだまだ現実味がないかもしれませんが

O様。来年の冬には

ご家族皆さま 暖かいお家で年越しができますように。

 

 


 

9月の完成見学会

伊予市  下三谷の家

9/26(土)・9/27(日)に開催いたします。

ご予約はこちらから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年09月08日まじめな話| 投稿者:アーキテクト工房 Pureアーキテクト工房 Pure

平成28年省エネルギー基準

前回まで、

平成25年基準についてお話してきました。

それよりまた次に

平成28年基準というものがあることを知ったので、

今回は平成28年基準について

お話したいと思います。

 

 

 

 

 

平成25年基準と平成28年基準の違い

平成25年基準から平成28年基準への変更は

平成11年基準(次世代省エネ基準)から平成25年基準への変更と比べると、

大きい変更はあまり見られませんが、

日射熱取得率についてや

それぞれの単位の変更などが

行われています。

 

 

 

 

 

外皮の評価方法においての日射熱取得率について

外皮の評価方法においての日射熱取得率についてですが、

平成25年基準では

窓枠(サッシ)を考慮しないガラスのみの

日射熱取得率を用いるように、

対して平成28年基準では

窓枠(サッシ)を考慮した日射熱取得率を用いるようになりました。

 

 

 

窓枠はアルミのものから木製のものまで

さまざまですが、

熱をより通すのはアルミの方で

日射熱取得率も変わってきます。

 

 

 

 

 

単位の変更

単位の変更が行われています。

 

 

 

【冷房期の平均日射熱取得率】

 

 

平成25年基準:ηA値(イータエー)

平成28年基準:ηAC値(イータエーシー)

 

 

ηA値は

家全体の太陽光の室内への取り込みやすさを表しているのに対して、

ηAC値は、

窓から直接侵入する日射による熱

窓以外からの日射の影響を考慮した、

熱伝導によって侵入する熱を評価した冷房期の指標である

ということです。

 

 

どちらも値が小さいほど良いのですが、

ηA値は値が小さいほど日射熱の侵入を防ぐことができ

ηAC値は値が小さいほどお家の中に入る日射による熱量が少なくて

冷房効果が高くなる

という結果の違いがあります。

 

 

当然計算方法も変わり、

ηA値は、室内に入り込む日射量を外皮等面積(外気に接する床や天井、壁など)で割った値、

<日射量÷外皮等面積=ηA値>

 

ηAC値は、単位日射強度(ある一瞬の光の強さを示したもの)あたりの日射により

建物内部で取得する熱量を冷房期間で平均し、

それから外皮面積の合計で割った値

<建物が取得する日射熱の合計÷外皮面積=ηAC>

 

ということになります。

 

 

 

 

 

単位や専門的な用語が絡んでくるので

とても難しく

個人的に数字が苦手なので

書きながら理解するのも一苦労ですが、

少しでも分かりやすくお伝えできていたら幸いです。(^^;

 

変更はまだまだあるので、

次回は、変更になった【単位】について

ブログに書いていこうと思います。

 

 

 


〜イベント情報〜

 

伊予市  下三谷の家

9/26(土)、 9/27(日)

【絶賛受付中です!】

 

 

イベント情報 ご予約・詳しくはこちら

 

 

2020年09月08日家づくり・建築知識| 投稿者:アーキテクト工房 Pureアーキテクト工房 Pure

地域区分「1~8」への細分化による地域特性を活かした評価

今日は先日の続きからで、

地域区分「1~8」への細分化による地域特性を活かした評価

についてお話していこうと思います。

 

 

 

 

平成25年省エネルギー基準の地域区分は

市町村の行政単位で、

地域の気候特性がより反映されるようになりました。

 

 

その大きいものが

地域区分が「1~8」に細分化されたということです。

 

従来の省エネ基準では

ローマ数字でⅠからⅥ地域までの区分をしていましたが、

平成25年基準から1~8地域の区分に変わり、

6区分から8区分へより細かい地域区分に。

 

 

 

次世代省エネ基準と比べてどうなったのか

先にも述べましたが、

次世代省エネ基準と比べて大きく変わったのは、

地域区分がⅠからⅥ地域だったのが

1~8地域の区分になったことで、

より細かい地域の区別ができるようになった

ということだと感じます。

 

 

次世代省エネ基準の地域区分では、

それぞれの都道府県で

地域区分+例外区分という区別の仕方をしており、

地域区分に都道府県の名前を

例外区分にその地域区分の基準にあまりにもそぐわない市町村

という区別の仕方をしていたと言います。

 

例えば愛媛県では

愛媛県全体の地域区分をⅣ地域、

例外区分の地域【宇和島市(旧津島町に限る)、伊方町(旧伊方町を除く)、愛南町】がⅤ地域に。

 

 

前回のブログでもお話したように、

今現在の区分は

地域が市町村別に細かく指定されているので、

大きく異なっているのがわかります。

 

 

 

地域が細かくなって

地域が市町村別に細かく指定されたことによるメリットも。

 

 

特に大きなメリットが、

地域差による誤差が極めて少なくなった

ということです。

 

 

平成25年基準で、

旧Ⅰ地域とⅣ地域がそれぞれ2区分に細分化されたことで、

旧Ⅰ地域に該当していた北海道などの寒さが厳しい地域、

旧Ⅳ地域に該当していた愛媛県も含まれる

関東・近畿・中四国・九州地方といった温暖な地域は

同じ区分ではなくなりました。

 

地球温暖化が進んだことによる

気候の変化もあると思いますが、

特に旧Ⅳ地域に関しては大まかに関東地方から九州地方と

範囲が広いことがわかります。

 

 

当時の気温を見てみましょう。

次世代省エネ基準が施工された年である平成11年(1999年)

例えばその年の8月12日の東京と愛媛県(松山市)を比較してみます。

※天候による影響を考慮して、

ここではどちらも晴れの日を採用します。

 

【東京】

最高気温が33.9℃

最低気温が26.4℃

【愛媛県(松山市)】

最高気温が32.7℃

最低気温が24.4℃

 

この日のデータだけみてにはなりますが、

同じ晴れの日でも

最高気温が1.2℃

最低気温が2℃

これだけの差があることがわかります。

 

 

湿度も関係してくるので

あくまで目安にはなりますが、

この1℃以上の温度差は

体感温度で意外と寒さや暑さを感じるものだと思います。

2℃以上になってきたらもっとわかりやすく感じるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

次世代省エネ基準が採用された年の

1999年を例にあげましたが、

現在の2020年は

当時より地球温暖化が進んで

全国的にも平均気温が上昇しています。

 

また上昇するだけではなく、

気温差も最近では同じ日でも目立ってきているように思います。

しかしこの気温差や

同じ地域でも気候による誤差を配慮した、

地域の特性を考慮した現在の地域区分は、

最初の頃と比べて

かなり明確なものであると、

改めて感じます。

 

 

 

 


〜イベント情報〜

 

伊予市  下三谷の家

9/26(土)、 9/27(日)

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2020年09月07日家づくり・建築知識| 投稿者:アーキテクト工房 Pureアーキテクト工房 Pure

平成25年省エネルギー基準~地域区分~

昨日、東京25年基準です。

今日はている、

「地域区分」とかいうとかこやろかなら

おまいいいOKあります。

 

 

 

地域区分と

日本は南北にと国です。

南北にとなると、緯度続きます。

 

 

北海道の緯度は42〜43度である

沖縄は25〜26度ここでのですが、

緯度が低いほど赤道が近い(=太陽との距離が近い場所であるので

沖縄は北海道と

雰囲気あり。

 

 

たんま日射時間とか潮の流しくれかも関係してるきています、

日射時間は北海道では9程度時間に対しています

沖縄で10時間30分

 

流しくれ潮は北海道では親潮とか呼おばくれてる寒流が北側かなら流しくれてるくてるのに対しています

沖縄海流黒潮と黒潮暖流が南側から見たでくるとあります。

 

 

気温気温の差を気温で着気温度と、

従基準にサウナがてます

定義ます

お家のいい性に差がありてますます。

 

 

 

 

上の図は今の地域区分をするです。

 

ですか〜8の中間があります。

愛媛県は今5・6・7地域の側です。

※は県内でもいい寒暖差固いいに、

地域区分ありもその地域区分が続きおます。

 

【愛媛県内の地域分】

5地域:新居浜市(旧別子山村に限る。)

西予市(新城川町に限る。)

大洲市(定河辺村に限る。)

砥部町(定広田村に限る。)

内子町

久万高原町

鬼北町

 

6地域:新居浜市(新居浜市に限る。)

今治市

西条市

西予市(三瓶町、新明浜町、旧宇和町、新野村町に限る。)

大洲市(高洲市、高長浜町、新肱川町に限る。)

東温市

八幡浜市

四国中央市

伊予市、

宇和島市(宇和島市、新吉田町、新三間町に限る。)

砥部町(バージョン砥部町に限る。)

上島町

伊方町(再伊方町に限る。)

松前町

松野町

 

7地域:松山市、

宇和島市(付津島町に限る。)

伊方町(定瀬戸町、三崎町に限る。)

愛南町

 

※松山市堂は、地域区分の解説

2019年11月16日6地域から7地域にありました。

完了発話、2021年3月31日までは

新新の地域分を使用して

充実された評価できます。

 

この、このように細かくなりました。

 

 

この区分は基準の修正前と今でありており、

冒前の基準

すべての地域で、帯の詳細や日射三重

後の基準

寒冷地をは冷房期の平均日射熱処理率(ηAB)の基準が、

蒸暑地からは外皮平均熱紡流率(UAB)の基準があります。

 

※日射熱選択率(ηAB)とは

お家に日射が続きます。

平均日射熱処理率は

家家の日射選択量を

天井、壁、床、窓外の外皮のテトラで割った値で、

数があります日射熱が押ししします。

 

 

でありの地域の基準はしてください。

 

【外皮平均熱紡流率(UAB)】

1地域:0.46(W /㎡・K)

2地域:0.46(W /㎡・K)

3地域:0.56(W /㎡・K)

4地域:0.75(W /㎡・K)

5地域:0.87(W /㎡・K) ←愛媛県(鬼北町や久万高原町特)

6地域:0.87(W /㎡・K) ←愛媛県(西予市宇和町や東温市、伊予市、松前町特)

7地域:0.87(W /㎡・K) ←愛媛県(宇和島市津島町や愛南町特)

8地域:なし

 

【冷房期の平均日射取得率(ηA値)】

1地域:なし

2地域:なし

3地域:なし

4地域:なし

5地域:3.0(W /㎡・K) ←愛媛県(鬼北町や久万高原町特)

6地域:2.8(W /㎡・K) ←愛媛県(西予市宇和町や東温市、伊予市、松前町特)

7地域:2.7(W /㎡・K) ←愛媛県(宇和島市津島町や愛南町特)

8地域:3.2(W /㎡・K)

 

 

 

冷たい松山市、

宇和島市津島町今北7地域津島町、

冷房期の平均日射取得率(ηAS)、

日射熱の区分のししが区分的ありとあり。

ぷの方がぐなドライバーがので、

個人意外ポイントでした。(・Д・)

 

 

 

ぽはようやく倒ますが、

地域区分「1〜8」への細分化へ地域素を求めるた

できづいぁ

 

 

 

 

 


〜もの情報〜

 

山越町の家

【届ができます!】

 

伊予市下三谷の家

9/26(土)、9/27(日)

【見外ろポイントも勝て!】

 

イベント情報ご予約・しくは詳こちなら

 

2020年09月05日家づくり・建築知識| 投稿者:アーキテクト工房 Pureアーキテクト工房 Pure

今治市 唐子台 基礎断熱施工開始

お盆の前に地鎮祭をとり行わせて頂いた

唐古台の現場の基礎工事がはじまりました

 

どの職業もこの時期

外での作業は凄く体力を使います

 

 

熱中症に気をつけて

水分補給を忘れずに

作業を宜しくお願いします

 

さて、現場の状況ですが

 

 

基礎の立ち上がり部分に

断熱材(パーフォームガードタイプ9)の施工が終わり

続いて土間部分の施工になります

 

土間部分の断熱材(ビーズ法ポリスチレンフォーム特号)を

施行する前には下地の調整が必要です。

 

  

 

砂を一輪車にいれて断熱材を敷く箇所を丁寧に平らにならしていきます

平らにしておかないと鉄筋を施工した際にポコポコ動いてしまい・・・

隙間の原因になることも。。。また、面で力を受けるのには強い断熱材ですが

点での力には弱く・・出来るだけ均等に断熱材に力がかかるように

ここの作業は基礎断熱工事の中でも重要な施工になります!

 

唐子台の現場の断熱材は

立ち上がり 100mm

土間下   50mm

基礎から断熱材で覆うことで

床下も室内と同じような環境になります

 

そうすると

冬に足元が冷たい・・寒いと

言ったことが軽減されます

 

私の家は基礎断熱工法で

2年前に建てました

 

1年目は少し床の寒さを感じた為

ラグ(カーペット)を敷きましたが

しかし

2年目は必要なくなりました

 

今思うと1年目は基礎コンクリートの水分が

蒸発して床下の環境が安定せず・・・

2年目は水分がなくなり床下の環境が安定してのだと思います

 

kさま

唐子台のお家も断熱構成は私の家とほぼ同じです

冬も夏も家の中での温度に対してのストレスが無くなると

思います!完成を楽しみにしていてください

 

 

この快適さは

聞くだけでは伝わりにくく

体感でしかわかりません

 

弊社で建築をして頂いた方々も

見学会やモデルなどを見学して

納得して建築を決めて頂いています

 

9月はその体感できる機会が2回もあります

 

1回目は松山市山越町の完成見学会です

おかげさまで沢山のご予約を頂いております

 

2回目は伊予市下三谷の完成見学会です

こちらは先日からご予約をうけたまっております

 

ご興味ある方はぜひ

下記のイベント情報からご予約をお願い致します

●イベント情報

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年09月05日現場レポート| 投稿者:アーキテクト工房 Pureアーキテクト工房 Pure

次世代省エネ基準から平成25年基準へ

現在日本の省エネ基準で標準となっている、

「平成25年基準」

 

次世代省エネ基準と比べると、

考え方など

その根本的なところから変更されたと言います。

 

 

 

 

次世代省エネ基準→平成25年基準

次世代省エネ基準から大きく変更された点は、

 

外皮平均熱貫流率「UA値」による躯体断熱性能の評価

 

「一次エネルギー消費量」による設備のエネルギー効率の評価

 

地域区分「1~8」への細分化による地域特性を活かした評価

 

この3点になります。

 

 

 

 

外皮平均熱貫流率「UA値」による躯体断熱性能の評価

次世代省エネ基準では

熱損失係数という、

家の中から熱が逃げる量(熱損失量)を、

延べ床面積で割った値で

躯体断熱性能が表されていましたが、

平成25年基準では、

外皮平均熱貫流率という、

換気の熱損失を除いた熱損失量を、

床や壁・天井・開口部といった躯体の面積で割った値へと

見直されました。

 

単位もまた、Q値からUa値に変わり、

現在はUa値で断熱性能を表すのが

一般的になっています。

 

 

また、Q値は換気による熱損失も含んだ計算方法でしたが、

Ua値は換気を除いた計算方法になっているのも

異なる点の一つです。

 

 

 

 

「一次エネルギー消費量」による設備のエネルギー効率の評価

平成25年基準で新たに制定されたものです。

 

 

一次エネルギーとは、

自然のままで加工していないエネルギーのことで、

主に石油や石炭などを指すことが多いです。

一次エネルギー消費量は、

一般的にその自然なままの

石油や石炭などの消費量のことを言います。

 

 

住宅では主に、

冷暖房設備をはじめとする

一次エネルギー消費量の合計のことを指し、

その効果がどれだけ良いかを計算で出すことが定められました。

 

 

この算出では

一年当たりのエネルギー量【 J(ジュール)】

が用いられ、

冷暖房設備などの

一次エネルギー消費量が

設備の性能として算出されます。

 

 

次世代省エネ基準ではなかった新しい項目となります。

 

 

 

 

 

 

 

続いて、

地域区分「1~8」への細分化による地域特性を活かした評価

という項目に移りたいところですが、

これを分かりやすく説明するためには

まず「地域区分とは何か?」

というところから始めたいので、

今日はここまでとさせてください(汗

 

 

 

次回をお楽しみに!

 

 

 

 

 

 


~イベント情報~

 

山越町の家

【おかげさまで空きが残り僅かとなりました。お申し込みはお早めに!】

 

 

伊予市  下三谷の家

9/26(土)、 9/27(日)

【先日見どころポイントをUPしたばかりです。ぜひご覧ください!】

 

イベント情報 ご予約・詳しくはこちら

2020年09月04日現場レポート| 投稿者:アーキテクト工房 Pureアーキテクト工房 Pure

全館空調について考える

9月に入り台風が立て続けに発生し西日本に向かってきています

影響を受けそうな皆さんくれぐれもご注意ください

 

 

アーキテクト工房Pureで施工している 全館空調 の話です

ここ数年アーキテクト工房Pureでは多くのお客様のお家の冷暖房を全館空調で施工しています

建物が高性能になればなるほど冷暖房に必要なエネルギーが少なくて済みます

特にパッシブ・ハウス級の高性能な建物になると例えば冬全室内を20℃にする為の暖房エネルギーは

床面積の1㎡当たり年間平均15kwhのエネルギーがあれば20℃にすることができます

よくわからないかもしれませんが100㎡(約30坪)のお家を冬全室20℃にする為に

 

100㎡(床面積)×15Kwh(1㎡)=1500kwh(全体)

 

と言う計算となり年平均ですが20℃にすることが出来るのです

1500kwhと言えば6畳用エアコンが2200kwhなので1台あれば十分と言うことになりますね

でも、壁掛け用のエアコンが1台で建物全体を20℃にすることが出来るかと言うとそうでもありません

 

建物の間取り・エアコンの設置位置によっては冬はどの部屋も20℃位の温度になっていても

夏は2階の方が1階より温度が高くて少し暑い・・・

そこで夏対策の為に2階にも壁掛け用エアコンを設置しないといけないと言う事になりますね

1台のエアコンで十分冷暖房することができる建物の性能になっていてもエアコンは2台設置しないといけない!! 

なんだかもったいないですよね

そこで考えたのがダクトを使って各室に冷暖房を供給する全館空調システムです

全館空調システムと聞いただけでもなんだか高そうと思われがちですが

アーキテクト工房Pureが施工している全館空調は決して高くないと思っています

(私だけかも知れませんが?)

 

 

では、どんな施工を行っているのか

アーキテクト工房Pureは換気システムは第1種換気を標準仕様としています

第1種換気の場合は排気側のダクト配管と給気側のダクト配管を必ず行わなければなりません

そこで全館空調用のエアコンを室内給気側のダクトを利用して冷暖房を各室に送る事をすれば

ダクト配管工事が併用されわざわざ全館空調用のダクト工事を行わなくて済みます

でも夏場のダクトの結露が心配な為換気用の断熱ダクトの性能を高い商品に変更して施工します

暖房はダクト内と室内との温度差が小さくて済みますが

冷房はかなり低い温度がダクトの中を通る為万が一の結露に備えて断熱性能の高いダクトに変更しているのと

ダクト内の空気抵抗を少しで押える為にダクトの径も100φから150φと変更しています

そして欠かせないのが外気からのチリ、ホコリ、PM2.5などを吸着してくれる外気清浄機(トルネックス)です

 

 

設置している順番としては外気から

外気清浄機 → 第1種換気 → 全館空調 より各室内に給気となります

 

外気清浄機+第1種換気+全館空調を組合すことにより外の新鮮空気をチリ、ホコリを取り除いて

第1種換気に入り熱交換を行った新鮮空気と室内の循環空気が全館空調に入り冬は暖房、夏は冷房として

各室に供給され全室温度ムラの少ない室内空間となる

 

 

こんな仕組みで全館空調を行っています

何にしてもメリット・デメリットがあり私で思いつく事書いてみます

 

《メリット》

・室内どの部屋でも温度差が少ない

・給気口より出ている風量も少ないので風での不快感が気にならない

・給気口より出ている風量も少ないので送風音が気にならない

・冷暖房運転を停止しても24時間換気の空気が常にエアコンダクト内に空気が送られているのでカビの発生が押えられる

・外気清浄機・24時間換気フィルターを通ったチリ、ホコリの少ない空気がエアコンに入る為エアコン本体の汚れが少ない

・エアコンが壁に無いので室内がすっきりする

・空調機の交換が1台で済む為費用負担がすくない

 

 

《デメリット》

・夏冷房時に窓より日射を入れてしまうと小さなエネルギーで冷房を行っているので室温が高くなりやすい日射遮蔽が必要

・150φの断熱ダクトを使用する為(200φ)設計時よりダクト計画が必要となる

・ルームエアコン2台設置と費用を比べると若干割高となる

・ダクト配管施工時接手などに防露の注意が必要となる

 

 

上記のことが考えられますが高性能な建物を建てられた場合皆さんはどんな冷暖房計画をされますか?

 

 

下記2物件の完成見学会を開催いたしますので実際に全館空調をご覧になれます

是非、室内の快適性をご体感ください

 

〝山越町の家”予約制見学会(空数残りわずかです)

下三谷の家”予約制見学会

 

 

 

2020年09月04日まじめな話| 投稿者:高岡高岡

次世代省エネ基準

今日も先日の続き

昭和55年基準から強化された平成4年基準

省エネルギー対策等級4【次世代省エネ基準】:平成11年基準

についてお話したいと思います。

 

 

 

行われた内容

〇躯体断熱性能の強化

〇全地域での気密住宅の適用

〇計画換気、暖房設備等の規定追加

〇外皮性能(建物の外皮である外壁・窓・天井・床の断熱性能)評価基準の導入

 

の4項目が次世代省エネルギー基準によって

新たに制定されました。

 

 

 

躯体断熱性能の強化

躯体とは、

建物の骨組みとなる

基礎や柱、土台などのことを指します。

躯体断熱性能の強化は

その部分の断熱を強化するということになります。

 

 

 

全地域での気密住宅の適用

次世代省エネ基準【平成11年基準】で

初めて日本全地域での

気密住宅の適用となりました。

 

それまでの平成4年基準(新省エネ基準)では、

主に北海道地域のみでの適用だったため

その他の地域では適用外でした。

 

今から約20年前の

1999年に日本全国での適用であるため、

まだ躯体部分の日本の断熱性能は

歴史が浅いことが分かります。

 

 

 

換気、暖房設備等の規定追加

次世代省エネ基準では

2時間に1回

換気をする必要があると制定されています。

 

ただしここでは計画換気ではなく

自然換気で良いとなっています。

 

※計画換気はその後の

平成15年7月から施行された改正建築基準法

によって義務化されています。

 

 

暖房設備については使用制限が設けられ、

基本的に、開放型ストーブは

使うことができないようになりました。

こうした器具からは

一酸化炭素などの有毒ガスや大量の水蒸気が発生するため、

気密性能が高まった家での使用は

健康上よろしくないとされることが大きな理由です。

 

 

 

外皮性能評価基準の導入

建物全体の床面積でお家の断熱性を計算する

という基準が導入されました。

 

この計算によって

お家の断熱性能が数値化されることにより、

より明確な性能値が

わかりやすくなったのではないかと思います。

 

 

 

 

前回の平成4年基準と比べて、

次世代省エネ基準で

新たに加わったり見直されたりしたものが

増えてきたと感じました。

 

しかし今でこそ言えますが、

まだまだこの基準ではゆるいそうです。

 

 

次回は、次世代省エネ基準の後に設けられた、

「平成25年基準」

についてお話したいと思います。

 

 

 

 

 


〜イベント情報〜

山越町の家

【あと少しだけ空きがございます。】

 

--NEW--

伊予市  下三谷の家

9/26(土)、 9/27(日)

【見どころポイントをUPしたのでぜひご覧ください!】

 

 

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2020年09月03日家づくり・建築知識| 投稿者:アーキテクト工房 Pureアーキテクト工房 Pure

浄化槽についての基礎知識🔰

現場監督やまもとの現場日誌 No.39

 

先日

下三谷の家にて

浄化槽の施工が行われました。

ここでの現場監督としての仕事は

外溝と合わせた浄化槽の位置の決定や

最終の仕上がり高さを把握し、

納まりよく高さを調整してもらうこと

配管のルートを決め、スムーズに

排水できる勾配がしっかりと確保できるか

どうかなどを業者さんと打ち合わせを行って

施工をご依頼することになります。

 

今回は、現場監督としての業務ではなく

そもそも浄化槽とはなんなのか

基礎知識について

施工されものについて

知っておく必要があると思い

今回ブログにまとめていこうと思います。

 

1.浄化槽ってなに?

そもそも便所は水洗になっている場合は

そこで発生した汚水は

・下水道に流される

・コミュニティ・プラントに流される

・浄化槽に流される

以上の3つのどれかになるようです。

 

その後は、それぞれの場所で

処理されたのち

河川などに放出されていきます。

 

〇浄化槽のしくみ

浄化槽の主な処理の仕組みは

・BOD除去型

・高度処理型

に厳密に分けれれるそうですが

どちらも

微生物の働きによって汚水を浄化します。

 

その浄化槽の中にいる

微生物が

汚水に含まれている有機物を食べて分解してくれることで

無機物の水へと戻してくれるのです。

 

 

2.浄化槽の種類

浄化槽の種類には

トイレの汚水のみに対応した

『単独処理浄化槽』

家庭から出る

生活排水(トイレと台所、お風呂、洗濯など雑排水よ呼ばれる汚水を合わせたもの)

をすべて浄化できる

『合併処理浄化槽』

の2つが存在しています。

 

種類があるといっても

平成13年4月以降には

下水道予定処理区域と呼ばれる

7年以内に下水道が共用開始になる区間以外では

合併処理浄化槽でなければ設置することができませんので

地域かつ『浄化槽法』という法律もあり

それらに準じた選択が義務付けられています。

 

 

 

3.浄化槽のメリット

・生活排水の汚れが10分の1にまで減少

 

・きれいな水になるので、安心してそのまま流せる

 

・工期が一週間程度で、ある程度の設置範囲があればどこにでも設置でいる

 

・住まい手のライフスタイルや規模に合わせて、浄化槽の規模も自由に選択できる

 

個人的のもっともいいメリットとしては

下水道を使用しないというところ。

 

自分の家から発生した汚水を

自分の家でキレイにして

外へと排出するという考え方は

環境にもいいですし、周りへの負担を

軽減できるので

1つの家ですべてが完結できるのは

非常にメリットなのかなと思います。

 

4.気を付けるポイント

・トイレにトイレットペーパー以外の異物(おむつやおもちゃ、たばこなど)を流さない

 

・トイレ掃除の際に、塩酸など微生物に影響する薬剤を使用しない

 

・浄化槽の電源を切らない

また通気口や送風機の空気の出入り口をふさがない

 

・台所から、水以外のものを流さない

野菜のくずや油などを流すのはNG

 

気を付けるポイントがあると

少し嫌になってしまいそうですが

基本的には

浄化槽の能力をしっかり把握しておくことが必要ということです。

 

人も一緒ですが

能力にあったことに対しては

安定したパフォーマンスが出来ますが、

無理難題を押し続けると

パンクしてしまい

パフォーマンス悪化してしまいます。

 

浄化槽にはなにができるのか

どこまでできるのか

何を苦手として、不具合の原因になるのかなど

特徴をしっかりを把握していましょう!

 

 

浄化槽は、

その設備だけで

家の汚れた水をきれいにしてくれます。

 

『自分が蒔いた種は自分で刈り取る』

といった言葉があるように

自分たちが出した汚れた水は

自分たちで処理できればそれに越したことはないのではと思います。

 

 

これから住まい手になろうとしているかたも

現在住まわれている方も

自分のことだけでなく

周りの人や環境にも配慮した家に住むことは

また違った『快適』になるのではないでしょうか。

 

 

 

※今回紹介させてもらった

浄化槽についての基礎知識は

一般社団法人 全国浄化槽団体連合会を

参考にさせていただきました。

 

 

 

2020年08月27日現場日誌| 投稿者:アーキテクト工房 Pureアーキテクト工房 Pure
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