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中村エコハウス祝上棟

本日2月16日より椿祭りが開催されますね

伊豫豆比古命神社、通称椿神社は商売繁盛の神様でお参り行く方も沢山いらっしゃり

一番は椿神社が商売繁盛になっているのかもしれませんが・・・

 

 

そんな椿祭りの初日の日に中村エコハウスは上棟式を迎えました(^^♪

施主のI様上棟おめでとうございます

 

上棟式を迎えた中村エコハウスの温熱環境は

暖房需要(20℃):24.45kwh/㎡

冷房需要(27℃):23.77kwh/㎡

Ua値:0.26W/㎡・K

気密性能C値:測定の段階ではありませんがおそらく0.1C㎡/㎡の予定

 

 

今回の中村エコハウスではアーキテクト工房Pure初採用となるものがあります

初採用1点目⇒充填断熱材、ウッドファイバーブローイング

普段はボード状のロックウールやウッドファイバーを使っているのですが

屋根下の300㎜の断熱下地や充填断熱施工に時間がかかってしまうのと

出来れば断熱材も‟成長する資源”と言われる自然素材のウッドファイバーをと考え

昨年断熱施工をしている職人と導入に向けて研修に行きブローイングマシンも購入していました

11月には断熱材製造メーカー STEICO社 の視察にまで行き

今回の現場より徐々に切り替えて行きたいと考えています

 

 

ウッドファイバーの特徴

・日熱容量が高く日本の蒸し暑い夏を快適に過ごすことができる

・透湿性が高い

・遮音・防音性が高い

・難燃で燃えにくく、燃えても有毒化学物質が出ない

・エコロジーで有害な化学物質を含む成分不使用

上記のような特徴を持っています

唯一の欠点としたら価格が少し高い事ですが施工早くなれば大差なくできるかと考えています

 

 

初採用2点目⇒アミパネル

ウッドファイバーをブローイングするにあたり今まで施工していた屋根通気層を

ブローイングの吹込み厚手潰してしまうのではないかとの懸念があり

なにかいい方法はないかと考えていたら数年前に広島の工務店さんの所に

アミパネルの施工されている現場を視察したことを思い出し今回採用することにしました

 

採用した理由は

・タルキ上の透湿防水シートが通気層を潰すリスクが少ない

・通気の空気がが四方八方と動く事が出来る

・屋根ルーフィングをゴムアスルーフィングから透湿ルーフィングに変えることで

 ガルバリューム鋼板とルーフィングとの間の蒸れを防ぐことができる

・タツキの上に直接施工しても通気が取れる上に屋根の水平構面まで取れる

(日本住宅・木材技術センターっ試験結果、水平構面の倍率も1.6もしくは1.8という数値が出ている事)

・自然素材‟成長する資源”である

という理由で今回初採用となりました

 

本日の上棟ではアミパネルの施工しか行えておりませんが

今月末から月初めにかけてはウッドファイバーのブローイング施工となりますので

実際に検証出来るのが楽しみです(^^♪

 

アーキテクト工房Pureの目指す

‟五つ星の快適を日常に”

快適で安全に長~く住み続けて頂ける建物になり資産価値の高い建物となることを目指して参ります

 

2024年02月16日家づくり・建築知識| 投稿者:高岡高岡
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