私ごと。
今年の4月で入社して9年が終わります。
まったく畑違いの仕事を24歳ではじめさせて頂きました。
しかも、現場監督という職に。
現場で一番知識も経験もない私が
『現場監督は現場の社長だ』と言われ
毎日毎日 必死に職人さんの動きを観察し
1日でも早く この人たちと会話がしたいと
もがいていた1年目。
事務所に帰ると『君は鉄砲玉のように帰ってこないね』
『いつも何をしている』・・・仕事してると思ってるよ。職人さんと会話できるようになる為に必死なんだ。
『やり直し』・・・・やる前に言ってよ。
『自分で考えろ』・・・勝手にしたら怒るやん。てか分らんし。
『勝手に判断するな』・・・聞いたら怒るやん。
数えれば何時間でも話せる社長からのお叱りの言葉。
24歳の私は自分の気持ちを言葉にだすことが
出来るわけもなく・・・
社長に対して
未経験者に何を求めてるんだと
不満でいっぱいでした(笑
ただ、今 思えば良かったのかもしれません。
心は何倍も強くなれました。
成功も失敗も後戻りさえも経験だと
思えるようになれました。
建築業界に飛び込んで今年で10年目。
職人さんたちから
話かけてくれるようになり
意見も求められ
少し頼られる(照
『鉄砲玉』と言われた時間もけして無駄じゃなかったと
思える今日この頃です。
こんな私でも監督さんと言って頂けるようになったのも
家造りに真面目な社長のもとで
家造りを学べることが出来たこと。
その社長についてくれた職人さんと
家造りが出来たこと。
この二つは大きいでね。
今でこそ
高性能 高断熱 高気密 パッシブハウス
いろいろな言葉がでてきていますが
平成24年の時点でパッシブハウスの建築に踏み切った
社長の家造りの思いや考えを身近で経験させて
頂いたことは今後の私にとっての財産だと思っています!
社長に会社に業者さんに感謝して
建築業界10年目を迎えたいと思います。
もちろんOB様にも感謝です☆