まじめな話
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真っすぐ水平に伸びるラインを最大限に生かそう

2025.08.25 | まじめな話

こんにちは

 

お家には 実に様々な部材があります
大きなもの 小さなもの 目立つもの 地味なもの
そんな中から 今日は 巾木についてです

巾木とは 壁と床の境目に設けられる部材で
主な役割は 昔も今も変わらず
壁と床の隙間を隠し 壁を保護することですが
具体的には・・・

 

巾木の役割

 

すき間を隠す

壁と床を施工する際に どうしても隙間が生じてしまいます
その隙間をきれいに隠す

 

床の収縮に対応

木材の床材は湿度や温度の変化で伸縮が生じやすくなります
その動きを吸収し 床の盛り上がりや反りを防ぎます

 

壁の保護

壁の最下部は掃除機やモップが当たることで
傷つきやすく汚れやすい部分
その衝撃を受け止め 壁材や壁紙を守ります

 

巾木の種類

木製巾木

木でできた巾木です
フローリングと色や素材を合わせることで 一体感のある空間を演出できます

 

ソフト巾木
ビニール製で 柔らかく カッターなどで簡単に切れる為
施工がしやすく コストも抑えられます

 

アルミ製巾木
スタイリッシュでモダンな印象を与えます
主にコンクリートの壁など デザイン性を重視する空間で使われます

 

巾木を選ぶ際のポイント

床材との調和

床の色や素材と合わせるのが一般的です
同系色でまとめることで 部屋全体が広く見える効果もあります

 

壁紙との調和

壁紙の色に近い巾木を選ぶと 巾木が目立ちにくくなり
壁が床まで続いているような印象を与えられます

 

部屋のスタイル

モダンな部屋にはアルミ製 和室には木製など
部屋のスタイルに合わせて素材を選ぶと統一感が出ます

 

あえて 床や壁の色と異なる色を選ぶことで
巾木がはっきりとしたラインとなり 空間にリズムや奥行きを生み出すこともできます

 

巾木のサイズ

 

一般的に巾木の高さは 40mm 60mm 75mm 100mmと言われています

 

控えめなサイズ(40mm〜60mm)
空間に溶け込み「さりげない存在感」を発揮し空間全体がすっきりと見せます

 

存在感のあるサイズ(75mm〜100mm)
空間にしっかりとした「存在感」と「安定感」をもたらします

 

40mm以下になると
壁と床の境界線を最小限に抑えられ 空間に「一体感」と「広がり」が得られます

 

まとめ

 

巾木は もともと建物の構造上の問題や
建材の特性から生じる課題を解決するために生まれた部材ではありますが

単なる機能的な部材にはとどまらず
部屋の印象を大きく左右する重要なデザイン要素も持ち合わせているのですね

 

例えるならば控えめな「名わき役」ということでしょうか

 

お家には まだまだ様々な部材があります
どの部材も最大限に活かして 良い家づくりに繋げたいものですね

 

この記事を書いた人
高岡 真三美

事務経理担当

高岡 真三美Takaoka Masami

松山市 出身/1964年4月17日生まれ

自称健康おたくなので「環境・健康に良い」というモノやコトが大好きです。事務経理という仕事柄事務所にいることが多いので、訪れて下さった方々が心地良く過ごしていただけるような空間(雰囲気)づくりを意識していきたいと思っています。(笑)

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