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高性能住宅換気システムへのこだわり

ここ数日は晴れの天気が続いていたので梅雨明けした模様と

発表されるかと思っていたのですがまだの様ですね!!

 

今回は、アーキテクト工房Pureの考える24時間換気システムについてを少し書かせていただきます

 

2012年よりすべての新築住宅を高性能な建物としてからは

24時間換気システムは第1種熱交換換気システムを標準仕様として設置しています

機種としてはジェイベック㈱さんから仕入れている商品がほとんどですが

 

初期の機種としてはアレクサンダーで現在は生産終了

 

現在の標準仕様としては〝DOMEO210”

最大熱交換効率は92%と表示されています

パッシブハウス研究所の認定も受けている商品でもあり

パッシブハウス研究所では87%で認定されています

 

パッシブハウス認定を受けている建物に設置しているのが

〝Focus200”価格は少し高価になりますが

最大熱交換効率93%でパッシブハウス研究所の認定でも92%と

とても高い性能で認定されています

 

床面積の大きい建物には”スティーベルエルトロンLWZ”を設置

最大熱交換効率90%でパッシブハウス研究所の認定品

上記の種類の換気システムを採用しています

 

 

現在設置しているすべての機種の共通点

・パッシブハウス研究所認定品

・壁掛タイプ

・ダクト配管末端径が90φ以上

 

・パッシブハウス研究所認定品を使っている理由

独自の熱交換効率表示だけではなくパッシブハウス研究所の方でも認定を取得しており信用性が高い

アーキテクト工房Pureでは全棟計画中の建物を建物燃費ナビに入力して建物の温熱計算を行っています

その入力時に換気設備の性能によっても温熱計算結果が変わってくるために正確な熱交換効率が必要となり

換気設備の種類によっても計算結果が変わるのですが日本の建物の性能を表示する平均熱貫流率(Ua値)には

換気設備を入力必要もなく換気による建物の性能結果は反映されないのも不思議ですが・・・

 

・壁掛タイプを使っている理由

誰でも換気本体の設置されている場所がわかりフィルターの清掃・交換が簡単にできる

今までに多くの建物に24時間換気設備(第3種換気含む)を設置してきましたが

ほとんどの方が換気設備のメンテナンスをされていない事が判明しました

 

何故されていないかと考えた結果

換気設備の本来の役割がよくわかっていない

換気本体が天井の上に設置されていて換気が設置されている事すら忘れている

換気フィルターの清掃をしないといけないことを説明は受けていても忘れている

などなど考えられました

 

・ダクト配管末端径が90φ以上

換気本体よりダクト配管を行い分岐部材を経由して最終ダクト径が90mm以上であること

ダクト径が小さくなると配管の自由度は高くなりますが

給気口より噴き出している空気の勢いは強くなり設置場所によると不快に感じることがあるため

 

 

 

アーキテクト工房Pureで行っている事

・必ずだれでもフィルター交換ができる場所に本体を設置する

・6月と12月の年2回『換気フィルターのメンテナンスはお忘れではないですか?』お知らせのはがきを出す

・定期点検時には必ず換気フィルターの清掃を行ってもらう

・交換用の換気フィルターを在庫して注文があればいつでも取替ができる体制にする

 

上記のことを行いだしてからはお客様の方も換気のメンテナンスを行っていただく方が増えてきています

ありがたく思っています

快適な室内空間を作り出すためには断熱性能×気密性能×24時間換気

この3つのバランスがとても大事になります

特に換気はフィルター清掃のメンテナンスが必要となりますが

めんどくさがらずによろしくお願いします(^^♪

 

2020年07月24日まじめな話| 投稿者:高岡高岡
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