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冬の室内の温度差が引き起こすリスク

 

これからだんだんと寒くなっていく時期。

「冬到来」がもうすぐそこです⛄

 

 

皆さんは「ヒートショック」という言葉を

聞いたことはありますでしょうか?

 

 

ヒートショックとは、

冬のお風呂や脱衣室、トイレなどで体や体内の一部が急激な「温度差」にさらされ、

局所的に血圧が上昇し循環器系の疾患が引き起こされるものです。

 

 

 

以下のグラフは交通事故による死亡者数の数と浴槽での溺死者の数を表しています ↓↓

 

 

引用:ダイキンホームページ https://www.daikin.co.jp/air/life/laboratory/heatshock/

出典:厚生労働省「人口動態統計」/内閣府「交通安全白書」より

 

 

グラフを見てわかるように、

交通事故死亡者数は減少しつつあるものの

家庭内の浴槽での溺死者数(いわゆるヒートショックでの死亡数)は

13年間で約1.9倍となり、

交通事故件数を上回る数となっています。

 

 

 

つまり、室内の温度差によって、

思わぬ事故を招きかねないのです!!

 

 

 

けれど…

日本全体で見ても比較的、愛媛県は寒暖差の少ない地域だ!

だから、そんなに心配するようなことではない

そう思っていませんか?

 

 

 

では、こちらを見てください ↓↓

引用:Rinnaiホームページ https://www.rinnai.co.jp/releases/2018/1101/index_2.html

 

 

この図表から、

愛媛県はヒートショック予備軍全国第3位なのです。

冬場のお湯の温度が最も高い「日本一熱風呂県」は愛媛県で、平均41.6℃

という結果も出ていますので、冬はより温度差が出てきます。

 

 

誰かいる部屋には、暖房をつけたり…こたつを出したり…と暖を取っているかもしれませんが、

その他の部屋には、光熱費の上昇があるから暖房をつけたままにはできませんよね。

よって、寒さを我慢することになるのです。

★居室を暖めるだけが主流の日本★

ヒートショックの原因は温度差ですので、ヒートショックによる死亡事故は

少なくなることがありません。

 

 

「冷えは万病の元」というように、ヒートショックをはじめ、

様々な病気の元になります。病原菌は「冷え」でさらに活性化します。

 

 

 

 

では、

・温度差を少なくしないと。

・けど光熱費はかけたくない。

・家中どこにいても温度差ない家だったら??

と思いますよね。

 

 

高断熱・高気密・計画換気のバランスの整った高性能住宅であれば

家中の温度差なく、快適な冬を迎えることができるのです。

冬の冷え切った外気から室内の暖めた空気を守ってくれます。

そのため、元々ある温まった空気に少しのコストの空調で効率よく温度を上げられます。

 

結果、お財布にも優しく体にも負担なく、それでもって省エネでエコ

 

 

高性能住宅はこういった面においても魅力ある建物と言えるでしょう。

 

 

企業実習生 佐伯

 

2020年11月09日まじめな話| 投稿者:アーキテクト工房 Pureアーキテクト工房 Pure
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