現場監督やまもとの現場日誌 No.20
今回は、
断熱施工の個人的に
すごいと思った加工について
ブログを書いていこうと思います!
紹介したい箇所はこちら
別のアングルから見ると
どこがすごいの?と思うかもしれませんが
よく見てみると断熱の中に
木が入り込んでいます。
特に屋根断熱では
構造体と呼ばれる梁と桁、垂木との
取り合い部分で長方形の断熱材を
加工してはめ込むように
施工しなければいけない部分が
多々あります!
断熱をすき間なく詰め込まず施工する技術もさることながら
こういった構造体に合わせて加工する技術も圧巻です!
写真を撮ることが出来なかったので
ここからは少しモデルを使って紹介していきます!
モデルで作成した
断熱材を入れる前の状態がこちら
現場では屋根が施工されていて見えないですが、
反対側から見るとこのような感じです。
柱が垂木間まで伸びており
そこから梁と呼ばれる材料も交差しています。
断熱領域に構造体が入ってきています。
断熱材は長方形無理やりはめ込むこともできず
加工の技術が問われます!
実際に加工された断熱材のモデルがこちら
(加工された断熱材も撮影を忘れていました💦)
正面からみるとこのような感じ。
柱の部分がくり抜かれています。
そして下からみると・・・・
柱と交差している梁の部分も
断熱領域に侵入しているため
斜めの方向に
屋根の勾配に合わせてカットされています。
そして横から見たときにも
職人さんの加工工夫が出ています!
柱は地面に対して真っすぐですが
断熱材は屋根の傾きに沿ってはめ込まれてきます。
柱の前に入れる断熱材に
もう一度くり抜く加工をするような二度手間にならないかつ
断熱材の切れ目を少なくするために
柱に合わせて角度をつけています!
(写真右側)
職人さんの圧巻の技術によって
弊社の家づくりは支えられているのだと
改めて実感した一日でした!
これからもアーキテクト工房Pureの家づくりをよろしくお願い致します!