明日より海の日の連休がありお出かけの計画をたてられている方も多いかと思いますが
お天気もいまいちの様だしコロナも増えているようで悩ましいですね!!
少し前のブログで現在進行中の(仮)南久米パッシブハウスの熱橋対策の事を書いていましたが
以前のブログ
鹿児島の知り合いの工務店 『PASSIVE STYLE』 馬場社長のFacebookで
土台廻りの熱橋対策の事を書かれていました
何と私が直伝した熱橋対策を実践されている内容でした
ここに書かれていたことは
私は日本では 変人 と書いてあります(笑)
でも国際的には 普通の人 の様です(^^♪
実は『PASSIVE STYLE』馬場社長6月に行われた
パッシブハウスジャパンの淡路島・徳島で行われて四国支部勉強会に
わざわざ鹿児島から参加され翌日11日にアーキテクト工房Pureに視察に来られました
その時に工事中の(仮)南久米パッシブハウスも視察され
今回の土台廻りの熱橋対策を行っている所もしっかりと見られて
次の現場で早速実践しますと宣言されていたのですが
こんなに早く実践されるとは思っていませんでした
アーキテクト工房Pureが行っている事が高性能な建物を建てられている方に
役に立っているのならとてもうれし事ですね(^^♪
パッシブハウスクラスの建物には小さな対策が性能を左右されるので広まってほしいですね
他にもこんな風にしたら
〝もっと簡単に熱橋対策できますよ″ と
対策されている方が教えて頂けるともっと良いですね
他の個所での対策なども考えるのワクワクしますね
皆さんはしませんか何て言っているとやはり変人かもしれませんね!!
こんにちは
今回は(仮)南久米パッシブハウス
の付加断熱EPS(ビーズ法
ポリスチレンフォーム)施工について
書いていければと思います。
まず下地として、耐力面材(ダイライト)
の上に塗り防水(セナシールド)
を刷毛とローラーで塗っていくのですが
ダイライトの継ぎ手にシールドメッシュ
という布みたいなものを貼り付けます。
セナシールド、シールドメッシュ
セナシールドの順番で施工していくのですが
シールドメッシュが思うように
くっついてくれません。
これには毎回悩まされます。笑
しかもローラーを使うときに
すごく飛んでくるので、作業着は
セナシールドまみれです。笑
次にEPSですが、
今までは50㎜、75㎜、100㎜
といろいろ使っていたのですが
最近は100㎜ばかりでそれに
慣れていたのですが、今回は120㎜!
いざ持ってみるとでかい!!
20㎜の違いでもここまで大きく
感じるのか、と思いました。
そしてEPSを貼っていきます。
EPSを貼るのは樹脂モルタルという
ベースコート、セメント、水を
混ぜたものを使用します。
それを櫛目状にし、貼り付けて
いきます。
今回はお家が大きいこともあり
300枚以上貼りました。笑
EPS施工も終わり、このお家で
作業することも少なくなってきましたが
完成するまで、良いお家づくりを
続けていきたいです
こんにちは
今回は突板について
お話していこうと思います
そもそも突板とは
丸太を0.2mm~0.6mmほどまで
薄くスライスしたもので
ほとんどの場合合板の上に貼り付け
化粧材として
使用するもののことを指します
社長が合板に張り付ける前の
木を薄くスライスしたものを
サンプルとして事務所に
持って帰っていたので
見せてもらいました
コチラはオークという木の種類です
とても薄くスライスしているため
木目の箇所から
光が漏れて見えるほど。
触り心地は意外と固く
強く握ったりすると割れそうです
この薄くスライスした木を
合板に貼り付けた後
仕上げの塗装をします
塗装の方法は様々ですが
ウレタン塗装
オイル塗装の2つが
多く用いられています
弊社で基本的に使用しているのは
オイル塗装です
植物性のオイルを塗装することで
木材の色の経年変化が楽しめ
周りの床材、壁紙が自然素材の為
調和がとれています
コチラは造作キッチンと
洗面台の天板と収納を
オークの突板で造っています
床材のナラと雰囲気が合い
とてもきれいですね(*^^*)
現在工事中の
(仮)南久米パッシブハウスには
本日ブラックチェリーの
突板の家具が搬入されました
(仮)南久米パッシブハウスの
床材はチーク、ナラ、
杉柾燻煙を使用しており
主に落ち着いた色が
多く採用されているので
家具も落ち着いた色合いのものを
選ばれています
現場組立なので私が現場にいた時にはまだ
バラバラの状態でしたが
次現場に行く頃には
組みあがっていることでしょう(*^^*)
とても楽しみです♪
こんにちは
先日新規プラン提示をおこないましたので
その時の様子を(*^^*)
今回プラン提示をさせて頂いたO様は
弊社のホームページをご覧になり
3月にご来社頂きました
性能面を大切にされており
弊社とお話をしていく中で
2回目のお打ち合わせの際には
「パッシブハウスを目指したい」
と言われ、
その後土地もすぐに決まり
あっという間にプラン提示となりました
今回設計をして頂くのは
いつも設計をお願いしている
香川県プラン・リーブルの高岡さん
プラン提示の前の
ヒアリングでは希望点などご準備頂いた中から
もっと詳しくお話をお聞きし
完成したプランの模型がこちらです↓
今回のお家の建つ地域は
準防火地域という地域に分類され
火災が起きた際に延焼しないような
造りにする必要があります
窓の部分には日射遮蔽+防火シャッターを
付ける予定になているので納まりが
難しそうですね(*_*)
肝心のパッシブハウス認定に向けてですが
プラン提示際に聞いた話だと
なかなか難航しているようです(*_*)
私も1度省エネ建築診断士の試験で
パッシブハウスの性能に届いていない
建物を性能などを変更し
パッシブハウスの性能まで
もっていくと言う事をしましたが
断熱を厚くして冬の性能値をOKにしても
夏の性能値がNGになることが何度もあり
なかなか苦戦しました('Д')
周囲の環境、間取り、面積、色々作用するので
以前のパッシブハウスがこの仕様だったからこの仕様で。
というわけにはいかないようです。
(仮)南久米パッシブハウスに続き
今年2件目のパッシブハウス認定物件建設になるか
パッシブハウスとなれば
準防火地域で全国初となりますので
O様もドキドキですね( ^^)
こんにちは
梅雨入りをして 蒸し暑い日々が続いています
今年も暑い暑い夏が来るんだなぁ・・・感じるこの頃ではありますが
自宅も会社も高断熱・高気密なパッシブハウスなので色々な意味で快適です
只今工事途中の「(仮)南久米パッシブハウス」も
柱間の断熱材と気密シートの施工が終わり 付加断熱の施工途中ではありますが
外から室内に入ると涼しく感じられます
断熱性能・気密性能 やはり大事 と実感します!
しかし世の中は色々・・・
つい先日テレビをつけると
「政府が 前年より節電した家庭などにポイントを還元制度を検討している」
と放送されていました
火力発電所の休止や廃止により電力の供給が不足し
更に ロシアのウクライナ侵攻の影響 新型コロナの影響やら
様々な出来事によって 電力需給のひっ迫が予想されることから
暑い夏を前に制度の導入が検討されているようです
何もないよりあった方がいいポイント還元ですが
夏に最も消費電力が高いのはエアコンといわれています
近年の暑さはハンパない暑さなのに大丈夫なのだろうか?
特に今年の夏は例年より暑くなると言われているし
(毎年言われている気もしますが)
なんだか 昔から日本にある「我慢の省エネ」
そのもののような気がします
そして 今だけの解決策?のような感じもします
寒さの厳しい冬が来たら 今度は暖房費を節約させられるのだろうか?
そもそも暑さや寒さに左右されにくい建物であったなら
このような不安も解消されます
冷暖房費は抑えることができ
尚且つ 快適に過ごすことができます
その為には 建物の断熱性能・気密性能を高めることです
それにより
室外の余計な暑さや寒さが入り込むのを防いだり
室内でつくられた 涼しさや暖かさを逃げにくくします
必然的にエアコン稼働率も減少します
節電=電気を節約すること
そして
節約=むだを省いて切り詰めること
高断熱・高気密な高性能な建物は
どちらもしっかり叶え 過ごすうえでの快適性も損ないません
本当に節電・節約を望むのなら
【建物の性能の向上】
にもっと目を向けていただけたらなと思います
愛媛県も梅雨に入りました
これからしばらくは外はムシムシといやな時期が続きますね!!
先週の事にはなりましたが
パッシブハウスジャパン四国支部勉強会及び支部大会が徳島で同日開催されました
午前中現場視察⇒徳島に移動し施工会社現場説明⇒支部大会
上記の様なスケジュールでの開催です
昨年の10月に淡路島で四国支部勉強会で構造現場の視察を行った
『淡路の家』が完成したので今回の四国支部勉強会の開催となりました
参加人数は私たちスタッフ含めて約45名となりました
設計⇒プラン・リーブル
(アーキテクト工房Pureもお願いをしている設計士さんです)
施工⇒青木建設
昨年の構造の視察ではスマートウィーン〝佐藤の窓”が取付られた時の現場視察でしたが
どのように完成したのか楽しみで社員を連れて行ってきました
施主さんはアメリカ出身で奥様は日本人のご夫婦がお住まいになられる建物です
外観はコンクリート打放しの車庫に玄関廻り左官塗り仕上げと杉板張りの
素敵な建物が完成していました(^^♪
内装はシンプルな造りと施主様こだわりの浴室
換気はドイツPAUL社製のNOVUSにダイキンアメニテーエアコンの組み合わせの
全館空調となっていました
午前中の視察も終わり徳島会場まで皆さん移動
午後からは青木建設社長の青木さんのよる工事内容の説明と
現場監督さんと職人さんも参加して頂いて苦労したことなどの話を伺いました
ここまでが四国支部勉強会となり休憩をはさんで次は四国支部大会を行います
昨年の四国支部大会はオンライでの開催でしたが今回は
会場参加とオンラインとのハイブリッド開催です
始めて試みるハイブリッド開催うまくいくかどうかはぶっつけ本番です
今回の登壇者は3名で
PLATS 西村洋平氏⇒『高知県におけるPH普及の悪戦苦闘』
プランリーブル 高岡栄治氏⇒『工事中PH申請予定物件の設計について』
大産工務店 安友健氏⇒『高性能で低燃費な家を無理のない価格で提供できるよう日々勉強中・・・』
上記の様な内容の話をして頂きました
西村氏の話は四国でも温暖な地域の高知県ではなかなか高性能な建てもに対して
施主さんだけでなく工務店さんも理解してもらえなく設計に悪戦苦闘されているとの事です
早く高性能の必要性を理解して頂く工務店をパートナーとしてチャレンジして頂きたいですね
高岡氏の話は(仮)南久米パッシブハウスの設計についての話で景観的に南面の開口部を少なくし
中庭を設けたことでパッシブハウス認定を受ける為には断熱の仕様、厚みなどが今までと変った上に
熱橋部などの工夫が必要になったこと
安友氏の話は今までに高性能な建物も設計にかかった工数時間や金額などを隠されることなく
公表され見られた方からはとても工夫され無理のない価格で提供されていることに皆さん驚かれていました
ハイブリッド開催にあたり青木建設さんにいろいろ必要な機器を用意して頂いていたので何とかなりました
遠くの方などはオンラインでの参加も出来良いかとは思いますがやはりリアル開催の方が行った感はありますね
大会終了後は何年ぶりでしょうか皆さんで懇親会に参加して頂いて断熱談義に花が咲いていたようです
又、開催より一週間経ちましたがコロナに感染したとの連絡もありませんので一安心です(^^♪
こんにちは
先日、PHJ(パッシブハウスジャパン)の
四国支部勉強会に参加し、
パッシブハウス認定取得予定の
「淡路の家」の完成を見てきました
基本設計は神奈川県のキーアーキテクツさん
その後の細かな設計は香川県の
弊社も以前から一緒にお仕事をしている
プラン・リーブルさん
建築地は淡路島。
兵庫県ですが施工は徳島県の
青木建設さん
1階:105.41㎡(31.88坪)
2階:88.19㎡(26.67坪)
3階:35.89㎡(10.85坪)
延べ床面積:229.49㎡(69.42坪)
断熱構成
屋根:ネオマフォーム180mm ロックウール100mm
壁:充填/フェノバボード80mm 付加/60mm
基礎:立上り/EPS100mm 底板/EPS50mm
(↑構造見学時の写真↑)
玄関を入ると土間収納があり
廊下の真ん中に階段があります
トイレは浮いているトイレが
初めて見ましたがとてもおしゃれですね♪
脱衣所、洗面、お風呂の天井には
レッドシダー
洗面台は奥様のご実家の木材を
再加工して利用したとのこと
お風呂にもこだわりがあり
石が積みあがっているところからは
“滝“が流れるようです
キッチンはTOYOKITCHEN
3階からは
淡路の海が一望できます
サッシはほとんどが
高性能木製トリプルサッシ
24時間熱交換換気は
ノーバスF300
「(仮)南久米パッシブハウス」に
設置するのと同じ機械です。
建物がとても大きい為に
風量が大きなものを設置します
弊社と青木建設さん、
どちらも高断熱高気密の
高性能住宅を建てていますが
断熱構成、気密施工などなど
工務店によって様々です
いつもと違う施工の仕方や
見たことないものを見れる
とても新鮮な勉強会となりました♪
こんにちは
今回は(仮)南久米パッシブハウス
の付加断熱施工についてです。
いつもの付加断熱だと100㎜の
ロックウールを入れていましたが
今回はパッシブハウス認定をとる
とのことでいつもと違うフェノバボード
を入れることになりました
ロックウール、フェノバボードで
どれぐらいの差があるのかと言うと
ロックウール100㎜の
熱伝導率は0.038【W/(m・K)】
フェノバボード90㎜の
熱伝導率は0.019【W/(m・K)】
と2倍の性能値があります。
上記のことはご存じの方も
いるかと思いますが、
今回は、施工してみて大変だったこと
などを書けたらと思います。
まず、フェノバボードを施工するのは
約3年ぶり、2回目だったと思います。
施工してみて大変だったことは
慎重に扱わないといけないことです。
角をぶつけたり、鋭利な物が当たると
すぐ凹んだり、刺さったり、石がある
地面などに置くと石も刺さってます。笑
1枚の大きさが、縦910㎜、横1820㎜
厚さ90㎜と大きいので
持って行くのも大変でした。
もう一つ大変だったことは
全て1枚丸まま入ればいいのですが
そうゆう訳にはいかないので、丸ノコ
で加工する際に粉塵がすごく舞うことです。
マスクをしていても中に入ってくるので
全身粉まみれになります。
最初は気にして、服などについたら
手ではらったりしてたのですが、
気にしてると仕事にならないので
途中から粉まみれのままでした。笑
今回久しぶりに施工してみて
大変なこともありましたが、
納得できる仕上がりになりました。
まだこの現場ではEPS施工など
することがまだたくさんあるので
このまま喜んでもらえるお家づくり
を続けていきたいです。
こんにちは
本日はサッシについて
昨日「(仮)南久米パッシブハウス」に
ドイツから輸入した
トリプルガラスのサッシが
搬入されました
(仮)南久米パッシブハウスは
サッシは全てドイツ・UNILUX社の
樹脂トリプルサッシを使用しています。
しかし、コロナやウクライナの戦争の影響で
いつものようにスムーズに輸入が出来ず
本来よりも1か月少し遅れての搬入となりました
そして待ちに待ったUNILUXのサッシ
荷物に書かれていた重量は・・
驚きの1トン越え('Д')
敷地南面の農道に荷下ろしをして
室内に運ぶのは人の手で、、
今回搬入されたもので一番重たい窓、
FIX+ドレーキップ窓
横2600mm縦2140mmで186kgも!(*_*)
窓の面積が大きい為に
窓の性能を表すUw値は
0.70W/㎡k!
アルミ樹脂ペアガラスのUw値が
2.33W/㎡kほどと言われていますので
約3倍ほどの性能値となっています
1つの窓に大人2~4人がかりで運搬していき
ゆっくりと時間をかけて無事搬入が終わると
その後は取付作業です
サッシのまわりに
柱と固定するための金具を取付け
その上から膨張止水パッキンを取り付けます
膨張止水パッキンとは
断熱・防水・調湿気密を備えたものになります
サッシの取り付け後
薄かったパッキンが膨らんで
気密性、防水性のとれた状態になります(^^♪
(左写真から右写真の状態へ)
サッシの取り付けも終わり
やっと外部の工程に進むことが出来ます
そして!
6月12日(日)10:00~17:00に
(仮)南久米パッシブハウスの
構造見学会を行います
その際には取り付けた後の
輸入のトリプルサッシをご覧いただけます
断熱や気密に関しても
実際に見て頂けますので
是非こちらの応募フォームから
お申し込みください!(^^)!
こんにちは!
先日お知らせ致しました
構造現場見学会、少しずつ予約が埋まってきております
ありがとうございます(●^o^●)
まだ空きがありますので、
この機会にぜひお越しください!
◎ご予約はこちらから
◎見所ポイントはこちらから
ご予約お待ちしています♡
さて、
今回構造現場見学会が行われる
アーキテクト工房Pureで6物件目となる
パッシブハウス認定申請予定の物件🌿
1物件目のパッシブハウスは
アーキテクト工房Pure
2012年竣工 松山パッシブハウス
現在のアーキテクト工房Pureはこちら
こう見ると、かなり色も変わっています😊✨
そして2物件目は
2012年竣工 東石井パッシブハウス
アーキテクト工房Pureとほぼ同時にできあがったそうです
3物件目は
2016年竣工 松前パッシブハウス『大間の家』
4軒目
2019年竣工 東垣生パッシブハウス
そして5軒目
2019年竣工 西条パッシブハウス『周布の家』
『(仮)南久米パッシブハウス』が
パッシブハウスの認定を取得することができたら
3年ぶりのパッシブハウスとなります🥰
プラン提示の時からは少し変更もありますが
完成するのが待ち遠しいです!
一台のエアコンでお家の中は
暑くも寒くもなく快適に過ごせるようになり、
そうすることで
エネルギーの無駄遣いが減り、地球にやさしい
家づくりが住む人だけではなく
地球の環境にも大きく関係してくることなどは
以前はあまり意識はしていませんでしたが
会社に入って改めて考えるようになりました
これからも色々なことを
勉強して身につけていきたいです(*^-^*)