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シンプル・イズ・ベスト

こんにちは

今年も暖冬といわれていますが
我が家の 畑はすっかり冬バージョンです

 

白菜 ネギ 春菊
「今夜は鍋にしよう♪」
なんてときは
「○○と○○買ってこなくちゃっ!」
というのではなく
「○○と○○畑から採ってこなくっちゃね!」
という感じです

採れたて新鮮は いつの日も有難いですが

相変わらず
気を抜くと 大きくなり過ぎて
慌てることもしばしばです

 

大根もこの通り  葉っぱからバカでかい

 

採れたてをザクザク切り
おでんやブリ大根というのもいいですが

お義母さんは ひと手間加えて
毎年 『切り干し大根』を作ります

 

 

市販のモノより 歯ごたえがあり
とても美味しく感じられます
これは 長年の経験知がなせるワザだと思います

 

そもそも天日にさらしただけで 栄養価や旨味が増すのはなぜなんでしょう?
気になり調べてみたら

野菜は 細胞の外側に細胞壁を持っています
その細胞壁の内側には 細胞膜に包まれた
糖や旨味成分・アミノ酸が含まれた細胞液があり
野菜を乾燥させることで細胞液中の水分は細胞膜を通り抜けて蒸発しますが
分子量の大きい糖や旨味成分・アミノ酸は
細胞膜を通り抜けれず細胞膜内に残り凝縮されます

 

干した野菜や果物が味わい深いのは こんな仕組みからだったのですね

 

おやつで頂くドライフルーツ

凝縮した甘味で ほんの少しでも満腹感が得られます

 

昔の人は このようになる仕組みを知っていたのでしょうか?
それとも たまたま食べたら美味しかった☆パターンでしょうか?

気になりますね

 

素材を切って天日にさらすだけで成り立つ
実にシンプルな方法により

長持ちする美味しさと栄養価
そして なによりも安心感も得られます

昔の人の知恵は本当に素晴らしいです
そしてたえず手間を惜しまないところも
見習わないといけないなって思います

2020年01月22日遊び| 投稿者:たかおかたかおか
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