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幻想的なウランガラス

こんにちは

 

私達の生活のなかには様々なガラス製品があります
中でも コップやお皿などは とても身近で
毎日の食生活を彩り豊かにしてくれます

 

そんなガラスは 珪砂やソーダ灰 石灰石などの天然資源から作られています
そこに 極微量のウランを着色材として加え作られたガラスを
「ウランガラス」といいます

 

そもそも ウランガラスは1830年代にヨーロッパで作られるようになり
第二次世界大戦後はほとんど作られなくなったようですが
近年 復活の兆しもあるようです

 

そんなウランガラスが作られ展示・販売もされている美術館が岡山にあります
「妖精の森ガラス美術館」

ここ美術館のある地域では ウラン鉱山があったことから(現在は閉山)
この地域の資源を使い オリジナルの作品が作られるようになったようです

つまり 日本の純国産ウランを使用して作られたガラス作品は世界でもここだけ!

 

 

ウランガラスの大きな特徴は 紫外線ランプを当てると 黄緑色の蛍光を放つこと
それはとても幻想的な雰囲気でした

発明当時は 朝焼けや夕焼けにあて その独特な色を楽しんでいたとか

とても素敵な話ですね☆

ちなみにウランと聞くと少し不安も覚えますが 含まれる量はごくごく微量なので
安全性は確保されていると言うことです

 

なにより 着色剤として利用できるのは驚きです

 

ガラスの奥深さや魅力をあらためて感じる事ができた時間となりました

皆様も「美術の秋」をお楽しみください(^^♪

2023年09月28日遊び| 投稿者:たかおかたかおか
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