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お家を建てる前の土地探しで浸水対策を

日本には梅雨というのもありますが、

それでも最近、雨が多い気がします。

 

つい先日も広い範囲で雨がひどく、

「令和2年7月豪雨」と命名されるほど‥‥。

特に九州地方や中部地方では洪水で多大な被害が発生しました。

被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

 

お家の雨による被害の一つに「浸水」があります。

床下浸水床上浸水がありますが、

どちらもお家にとって多少なりダメージを与えてしまうと言います。

新しく建てたお家だとなおさら、

せっかく綺麗なお家を浸水で汚されてしまっては

気持ちの良いものではないでしょう。

 

お家を建てる前の「土地探し」の時点で

浸水被害を最小限に抑える

もしくはできる限りなくすことが可能になるかと思います。

 

 

具体的な方法としては、

川辺や海辺から距離があること、

その土地が周囲と比べて低くなっていないか

土地を埋める前は田畑ではないか、などと言います。

土地探しは様々な観点があります。

 

周囲と比べて低くなっている場合

たとえ川からの洪水をしていなくても

周囲が高ければ雨水は低い場所へと降りて行ってしまうので、

その場所に雨水が溜まってしまい

結果的に浸水被害をうけてしまう可能性があります。

 

また、土地を埋める前が田畑であった場合、

そこは洪水に遭いやすい場所だとされているそうです。

基本的に田んぼは水を入れやすくするために、

周囲より低くなっている場所

海抜が低い場所に作られていたそうなので、

洪水などが起きた際に水が流れ込みやすい場所と言えると言います。

 

また田んぼを埋め立てて作った用地は

盛り土を行っていることが多く、

どうしても地盤の頑丈さ・丈夫さが十分でない場合もあるそうです。

付近に川があるのか

また水量を調整するためのため池があるのかなどチェックして、

大雨が降った時に

「どのような水害対策がされているか」

を確認しておくと良いでしょう。

 

「比較的土地が高い丘の上なら安全なのでは?」

そう考える人もいるかと思います。

確かに低い土地に比べると

丘の上の方が安全な場合もありますが、

丘の中腹だと必ずしもそうではないと言います。

 

丘の中腹で一番心配されやすいのが土砂災害です。

切土の上に盛土をすることで、

土壌を慣らして物件を建てていることが多く、

大雨が降ると盛り土が流される危険性があるそうです。

 

また、山の近くでも、

崖くずれや土石流、地すべりによって

被害を受けやすいので

注意が必要になってくるかと思います。

実際に、2年前の平成30年7月豪雨や

令和2年7月豪雨など

土砂災害による被害も記憶に新しいです。

2年前の平成30年7月豪雨では

愛媛県も大きな被害に遭ったので

身近に起こりうる災害だと思います。

 

 

 

新しいお家を建てる場所は悩むものです。

交通便良さ、近くにお店がある、職場や学校に近い、などなど。

 

さまざまな条件があるかと思いますが、

近年異常気象と言われていて

今回のような豪雨でいつ大事な家が大変なことになってしまうか

予測が難しくなりつつあると感じます。

 

なのでこれからの時代、

土地探しをする上で頭の片隅に置いておいてほしいのが

「その土地は浸水の影響を受けにくい状況にあるか」

というのを考えて土地探しをすることも

大切になってくるのではないでしょうか?

 

2020年07月12日家づくり・建築知識| 投稿者:kirakira
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