今日は
先日(サッシの紹介~高性能トリプルガラス樹脂窓APW 430~)に続いて、
最近サッシや窓のことに触れているので
それに関連してサッシの性能について
特に気になったことや中でも紹介したいことを
お話していきたいと思います。
今日はこちら、
「UNILUX 輸入サッシ」
弊社が手掛ける
パッシブハウス性能のお家で
使われているこちらのサッシ。
でもお話しましたが、
今回はそこでは紹介しきれなかった性能面について
ご紹介したいと思います。
【UNILUX 樹脂サッシ uPVCウィンドウ】
U値:0.76W/㎡K(IsoStarの場合)
【UNILUX アルミクラッド木製サッシ】
U値:0.8W/㎡K
一般的なアルミサッシ(1枚ガラス)のU値が約6.5W/㎡Kなので、
かなり断熱効果が期待できると思います。
また、UNILUX 樹脂サッシ uPVCウィンドウ(IsoStar) は、
トリプルサッシの熱貫流率において最高等級レベルだと言います。
【UNILUX 樹脂サッシ uPVCウィンドウ】
~シール材について~
通常多くのメーカーはシール材
(薬剤を硬化させて資材と資材を貼り合わせたり、
欠損した部分を補修したりする接着剤・補修材)
に比較的安価なシリコン素材を使用していると言いますが、
ひび割れや摩耗などを引き起こし劣化しやすく、
手入れも難しい素材だそうです。
UNILUXでは、ウエザーストリップ
(窓のガラスとサッシの間についている柔らかいゴム素材のもの)や
コーキング材に耐候性と気密性に優れた高性能合成ゴム(EPDM)を採用しているそうです。
手入れが簡単で劣化しにくく、耐久性の高い素材となっています。
【UNILUX アルミクラッド木製サッシ】
~ねじれや曲がりを抑える~
「木って曲がるんじゃないの?」
そう思った方もいるでしょう。
それは間違っておらず、
木材は天然素材のため
気温や湿度などの変化で膨張・縮小をしますが、
UNILUX アルミクラッド木製サッシは、
その動きをアルミニウムの内部構造が
しっかりと包み込んで保護するという作りになっているそうです。
高断熱な家づくりをするにおいて、
「熱を伝えやすい」
と嫌煙されがちなアルミでも、
技術の進歩はもちろん、木との併用をすることで、
必要とされるものへと形を変えてくれています。
【UNILUX 樹脂サッシ uPVCウィンドウ】
【UNILUX アルミクラッド木製サッシ】
オプションにはなりますが、
ここではどちらも共通しています。
~防犯としての窓~
「窓といえば風や雨をしのぐもの」
そう考えがちですが、
「防犯」というお家にとっては欠かせない役割も担います。
例えば、ピッキングで窓を巧みに開けたり、
バールで窓そのものを破壊したりなどの
力づくのこじ開け・犯罪に対してです。
UNILUX製のサッシは、
サッシに頑丈なマッシュルームピンが固定されていて、
また、簡単にこじ開けられないように
ハンドル部分にロックボタンがついているそうです。
<マッシュルームピン>
<プッシュハンドル>
プッシュハンドルのロックボタンは、
誤って小さなお子さんが窓を開けることを防止する役割も。
バールでの窓そのものの破壊については、
防犯フィルム施工したラミネートガラスを採用し、
樹脂フレームにガラスを固定することによって
ガラスユニットが外れない作りになっている製品もあるそうです。
‥‥というように、
いろいろなメリットがあります。
ここで紹介させていただいた以外にもまだまだありますので、
こちらもご覧いただけたらと思います。
サッシやガラス。
それは家づくりにおいて必要不可欠な存在です。
価値観は人それぞれ。
なので、家づくりにおいて
「安い」というものを魅力的に感じる人もいるでしょう。
しかし家づくりは多くの人にとって、
一生に一度の買い物です。
どうせならずっと快適で暮らしやすいストレスフリーなお家が理想的ではないでしょうか。
窓のその理想を実現することに一役買っています。
決して今回・前回とご紹介した製品は
断熱性などがあまり優れていないものと比べると
決して安価ではありませんが
その差以上の
価値は充分にあると思います。
大きいお買い物にこそ、
ちょっぴり贅沢をしてみてはいかがでしょうか?