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サッシの紹介~高性能トリプルガラス樹脂窓APW  430~

今日は最近サッシや窓のことに触れているので

それに関連してサッシの性能について

特に気になったことや中でも紹介したいことを

お話していきたいと思います。

 

 

今日はこちら、

YKK apさん「高性能トリプルガラス樹脂窓APW  430」

弊社が手掛ける多くのお家で

使用されているこちらのサッシ。

ガラスが三枚で構成されており、

サッシは樹脂になっているので

高い性能を有している窓になります!

 

トリプルガラスと樹脂フレームの組み合わせで高い断熱性能を実現

 

トリプルガラス

弊社で働くようになるまでは

「窓ガラスは一枚」

と自分の中で認識していたので、

働くようになってから

トリプルガラスというものを知りました。

「高性能トリプルガラス樹脂窓APW  430」の

ガラス層の総厚は41mmとのこと。

一般的な住宅では、透明のガラス一枚だけだと

3~6mm程というので、

その約7~14倍(ガラスの間の空気層も含む)となると

断熱などの性能がかなり期待できると思います。

 

[日射遮蔽型]ダブルLow-E膜 or[日射取得型]シングルLow-E膜(室内側)

日当りの良い南向きの部屋には

日差しをたくさん取り入れられる"日射取得型"のガラスを、

日差しが入りにくい北側の部屋には、

断熱性能が高く室内の熱を逃がしにくい"日射遮蔽型"のガラスを、

というように使い分けをすることもできます。

「窓は使いわけができる」

ということも知らなかったので驚きです。

太陽のエネルギーとうまく付き合うために

部屋の用途や間取り、四季に対応できるよう

窓の特徴を知って構成していくとこが大切です。

 

 

中空層アルゴンガス 16mm×2

初めて聞く単語ばかりでした。

中空層とは、

材料の間に断熱や遮音の目的で設ける空気の層で、

外気と通気をもたせて防露の目的に使います

16mmという中空層の厚さは、

最も断熱効果が高くなる設計だそう。

アルゴンガスには、熱を伝えにくく空気より重いという性質があり、

この性質が、中空層で気体が動いて

熱を発生させてしまう働きを抑えてくれるそうです。

その働きで、

断熱効果が高まります

トリプルガラスにすることで、

一枚の単板ガラスの窓では

構造上実現がほぼ不可能なことを

可能にしているので、

トリプルガラスは良いこと尽くめです!

 

樹脂スペーサー

中空層の形を保ち断熱性能においても重要な存在

スペーサーの中には乾燥材が含まれており、

中空層の湿気を吸収する役割を担っているそうです。

樹脂スペーサーは熱伝導率が低いので

断熱性能に優れていると言います。

窓は直接、雨風にあたる場所。

こうした湿気対策も欠かせません。

 

 

住環境の改善

冬の窓辺の表面温度 と結露比較、窓辺のひんやりさ

【アルミ(複層ガラス)】

【APW 430(日射遮蔽型)】

 

[ 温度条件 ]

・試験画像:室外温度0℃/室内温度24℃

・サッシ画像:室外温度0℃/室内温度20℃/湿度60%

※ 結露の発生は窓の性能だけではなく、住まいや他の自然環境にも影響されます。

 

アルミ(複層ガラス)では、

ガラスにもフレームにも結露が発生し、水滴が流れているのに対して、

APW 430(日射遮蔽型)では、

ガラスにもフレームにも結露はみられません。

結露は放っておくと、

カビやダニの発生原因になりうるので

結露が極めて発生しにくいサッシは

快適な暮らしをする上で必要性が高いと思います。

 

 

また、窓辺のひんやりさにも関係してきます。

日本の多くのお家では、

非常に熱貫流率の高いアルミを素材とした窓が使用されているのが現状です。

しかしアルミは熱を非常に伝えやすく、

特に冬、窓辺がひんやりと冷たくなってしまいがちです。

アルミサッシ(単板ガラス)の後継者として

アルミと樹脂の複合窓も登場しましたが、

それでも断熱性能は低めで

窓辺のひんやりとした冷たさも解消されていないのが現状にあります。

APW 430(トリプルガラス)なら、アルミサッシの単板ガラス窓に比べて、

7倍以上高い断熱性能を誇ると言います。

「寒いから冬は窓辺に出来るだけ近づきたくない」

というネックな気持ちを晴らしてくれます。

 

 

ここまでで紹介した以外にもメリットはまだまだあります。

詳しくはYKK ap さんのHPをご覧ください!

 

 

 

快適なお家ライフを楽しむには、

サッシなどの性能を重視することは大切です。

次回は、弊社でもパッシブハウス性能のお家で使用している

「UNILUX 輸入サッシ」について

ご紹介していきたいと思います。

 

お楽しみに!

2020年06月29日家づくり・建築知識| 投稿者:kirakira

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