
UA値がよかったらそれでいいの?
家づくりを考え始めると、よく耳にする「UA値」という言葉。
「UA値が小さいほど高性能」と聞いて、
数字だけを見て判断していませんか?
もちろんUA値はとても大切な指標です。
でも実は、
それだけで“快適な家”かどうかは決まりません。
UA値とは?
UA値(外皮平均熱貫流率)とは、
建物の中の熱がどれくらい外へ逃げやすいかを示す数値です。

数値が小さいほど、
熱が逃げにくい=断熱性能が高い
ということになります。
特に冬の暖かさに大きく関わる重要な指標です。
近年は断熱等性能等級の引き上げや、
HEAT20などの民間基準も広まり、
UA値に注目が集まっています。
UA値だけでは足りない理由
家の快適さは、実はもっと“総合力”が必要です。
① 夏の暑さは別の要素が関係する
UA値は主に「熱が逃げる量」を示すものです。
一方で、
夏の暑さに大きく影響するのは日射取得です。
どれだけ日射を遮れるかを
窓の性能や方位、庇の設計などで
しっかり計画することが重要になります。
② 気密性能が低いと効果が落ちる
どれだけ断熱材を入れても、
隙間が多ければそこから空気が出入りしてしまいます。
断熱と気密、どちらかだけでは、
本来の性能は発揮できません。
③ 設計バランスが重要
窓の大きさや配置、
断熱材の種類、換気計画など、
家は“パーツの集合体”ではなく、
全体のバランスで性能が決まります。
本当に大切なのは数値の意味を知ること
UA値はとても大事な指標ではありますが、
それは「判断材料のひとつ」です。
大切なのは、
・その数値がどうやって出されているのか
・他の性能とのバランスは取れているか
・実際の暮らし方を想定した設計になっているか
という視点です。
家づくりに正解はありませんが、
ひとつの数字だけで安心してしまうのは
少しもったいないかもしれません。
実際に、性能の意味を十分に理解しないまま家を建て、
「思っていたのと違った」と後悔される方も増えています。
私たちは、
そういった後悔を少しでも減らしたいという思いから、
家づくり勉強会を開催しています。
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最近よく耳にする断熱等級7やG3について、
数字の高さだけでなく、
その本当の意味や考え方を分かりやすくお伝えします。
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