家づくり・建築知識
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Connect with Rinnai 2025 特別講演に参加して

先日、リンナイさん主催の「Connect with Rinnai 2025 特別講演」を視聴してきました

講師は、㈱新建ハウジングの三浦社長

会社から展示会のご案内をいただいた際、チラシに「特別講演・三浦祐成氏」と書かれているのを見て

これはぜひ聞かねば!と、3名で参加させていただきました

講演テーマ

テーマは
「10年先の住宅市場を見据えて私たちが取り込むべきこと」

冒頭から出てきたキーワードが「ちょんまげ落とし」

(=固定概念や古くなった常識・やり方を手放すこと)

三浦社長の講演ではよく登場するフレーズですが

改めて「変化に合わせて古い常識を手放すこと」の大切さを感じました

難しいことではありますが、世の中の流れに沿うためには欠かせない視点だと実感です

気候変動と住宅の役割

データによると、1850~1900年の期間と比べて2023年の平均気温は1.31℃上昇

さらに2024年には、熱中症での緊急搬送が10万人弱にのぼったそうです

その中でも発生場所のトップは「住居」(35.5%)

「エアコンをつけずに頑張ってしまった結果」も多いのではないかとのこと

また豪雨や土砂災害も増えており、住宅のあり方そのものが問われています

三浦社長は、これから必要な対策として

  • 自宅をシェルター化すること

  • 避難所(学校など)の高断熱化
    を挙げられていました

夏対策がこれからの肝

冷暖房の稼働期間を考えると、冷房期間(6月~10月)が暖房期間よりも長くなっているのが現状です

住宅の性能義務化も2030年を目標に進んでおり、「夏の暑さへの備え」がこれからの家づくりの大きなテーマになると感じました

左脳から右脳の価値へ

今までは「理論・数値(左脳)」を重視してきた住宅業界

しかしこれからは「感覚・五感(右脳)」を重視する時代に入っていくとのこと

つまり、高性能は“当たり前”

そのうえで「住み心地」や「心地よさ」といった感覚的な価値が重要になる

というお話が印象的でした

これからの工務店の未来像

  • 人口減少にともなう職人不足

  • 注文住宅から提案住宅へのシフト

  • “ミニマム工務店”という新しい形

など、これからの工務店のあり方についても多くのヒントをいただきました

私自身、アーキテクト工房Pureの家づくりの方向性は間違っていないと確信できる時間になりましたし

「さらに進んでいかなければならない道筋」も見えてきました

講演後のうれしい時間

講演後には三浦社長が、アーキテクト工房Pureのモデルハウスに立ち寄ってくださり、講演では聞けなかったお話もじっくりと

さらに、その後の食事会までご一緒いただき、本当に貴重なひとときを過ごさせていただきました

三浦社長、長時間にわたりありがとうございました!(^^♪

👉 まとめると

「古い常識を手放し、気候変動を直視しながら

“右脳的な価値”を重視した家づくりを目指す」こと

それがこれからの住宅市場を生き抜くための大きなヒントなのだと強く感じました

この記事を書いた人
高岡 文紀

代表取締役

高岡 文紀Takaoka Fuminori

内子町 出身/1961年2月7日生まれ/1級施工管理技士、2級建築士、省エネ建築診断士

高性能な家造りが大好きワクワクドキドキしながら毎日が楽しみです。こよなく吉田拓郎を愛しギブソンJ-45、ヤマハL-8を弾きながら拓郎歌ってます。アウトドアキャンプが大好き自然の中で楽しい時間を過ごしてます。

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