スタッフブログ
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家づくりは「窓」が大事

※※このブログは、新建新聞社さんの

あたらしい家づくりの教科書

参考にして書いています。※※


 

 

 

窓にはたくさんの性能がある!

窓にはたくさんの性能があるのをご存じでしょうか?

隙間風花粉などを防ぐ「気密性能」

吹き付ける雨水しぶき室内に入れない「水密性能」

台風などの強い風にも負けない「耐風圧性能」

この3つは「窓の基本3性能」と呼ばれています。

 

そのほかにも、

騒音を軽減する「遮音性能」

不審者の侵入に対抗する「防犯性能」

火災の延焼を防ぐ「防火性能」

そして熱の出入りを抑制する「断熱性能」

などがあります。

 

 

最も重要なのは「断熱性能」

上記のように、窓にはたくさんの性能がありますが、

最も重要とされているのはどれでしょうか?

それは、「断熱性能」です。

断熱性能はその名の通り

「熱を断つ」性能です。

熱は目には見えませんし、

生活に直接影響があるようにはあまり思われないので

見逃されてきたんだそうです。

しかし、窓を通して入ってくる熱は、

実は私たちの暮らしに大きな影響を与えます。

夏に窓のそばにいると日差しを浴びているわけでもないのに

むっと熱気を感じたり、

冬は窓辺がひんやりと寒く周辺の床まで冷たくなっている

なんて時があると思います。

それを少しでも和らげようと、

エアコンを強くしたり、

もう1枚重ね着したりという経験は

誰にでもあるのではないでしょうか?

これらは窓からの熱の出入りがお家のほかの部分より

はるかに大きいために起きる現象です。

 

そして、熱はエネルギーに直結します。

一番身近なものだと「電力」です。

冬は暖房、夏は冷房と、

今では多くのお家でエアコンが使われています。

エアコン必要なのは電気ですよね。

そんな電気代が「思った以上にかかっている…」なんてことありませんか?

思った以上にかかっている電気代を、

「節約したい!」

と考えている方は多いはず。

しかしそんな悩みも、

窓の断熱性能大きく左右されるのです。

 

 

冬場の部屋の寒気と乾燥、その原因は低断熱の窓にある

冬、窓の周辺で刺すような冷たさを感じたり、

寝ているときに寝室の窓側だけ寒さを感じたりすることがありませんか?

いくら暖房をつけても足元だけ冷たいままで、

部屋の上のほうに暖かい空気がたまって、

「頭ならぬ「頭

といった不快な経験はないでしょうか?

これらは低断熱の窓が1つの原因で起こる不快です。

低断熱の窓は窓枠やガラスの表面温度が低く、

人間の体の熱を奪う(体の熱が窓に移動する)ことで

冷たさを感じてしまいます。

 

また、低断熱の窓だと

窓で冷やされた冷気がガラスの面から床の面を

這うように降りてくる

「コールドドラフト」という現象を引き起こしてしまいます。

 

長年このような快適ではないお家に住んでいると、

冷え性がひどくなったり、

自律神経に支障をきたしたりします。

また、コールドドラフトを防ごうと、

余計にエアコンの暖房を強くしがちです。

これは部屋の中に、強くて温度の高い気流を作ってしまい、

皮膚の乾燥を促進させてしまいます。

「不快」と感じるのも無理はありません。

 

 

窓の断熱性能は「暑い寒い」「快適不快」という住み心地

節約できるかどうか、を左右する重要なもので、

窓を選ぶ基準として最重視されるべきだと思います。

お家をつくる時に低断熱の窓をつけてしまい、

暑い寒いといった状態や

電気というエネルギーの無駄づかいがずっと続くと

後悔してしまうこともあるでしょう。

その後悔を避けるためには、

断熱性能に優れた高断熱な窓を選ぶ必要があります。

「家づくり」において重要な「窓選び」

手を抜いていては

良いお家はできにくいです。

なので、

「家づくりと窓選びは一体で考える」

これを考えながらお家を建てましょう。

 

 

 

 


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2020年05月19日家づくり・建築知識| 投稿者:アーキテクト工房 Pureアーキテクト工房 Pure
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