こんにちは
今回は、『中村エコハウス』の
ウッドファイバーブローイングの
前に施工する、不織布施工について
書いていけたらと思います。
今回初めて使用する断熱材は
STEICOzell(シュタイコゼル)という
吹込み木繊維断熱材です。
STEICOzellのメリットとして、カタログによると
1・優れた断熱性能
木繊維の中に含まれる空気が熱を
通しにくくし、建物内の温度を一定に
保つことができ、冬だけでなく、夏も
快適な室内環境を整えてくれます。
2・優れた調湿と透湿性能
日本は高温多湿の地域ですが、STEICOzell
は調湿、透湿のコントロールができる為、
室内を40~60%の湿度で安定させてくれます。
3・優れた音響性能
木は多孔質で柔らかい構造なので、
吸音性に優れており、騒音などの侵入を
防ぎ、室内の音も漏らさないようにしてくれます。
4・環境に優しい素材
木繊維断熱材STEICOは生産工程でも
有害化学物質を使用せず、主に木の持つ成分で
断熱材に加工され、使用、そして廃棄に至るまで
地球環境を害さず土に還る製品です。
このような特徴をもったSTEICOzellを
壁、屋根に専用の機械を使って、吹き込んで
いくのですが、吹き込む前に、不織布という
ガーゼのような通気性のあるシートを施工します。
今回が初めてで、収まりもその都度考えながら、
シート施工をしました。
気密シートや防水シートはたくさん
貼ってきてうまく貼れるようになってますが、
不織布シートは貼り方が違い、苦戦しながらも
きれいに貼れたと思います。
ただ、ブローイングしてみないことには
ちゃんと貼れているか分からないので、
来月のブログにブローイング施工について
書ければと思います。