こんにちは
今回は我が家の温度環境を
サーモグラフィーの機械を使用して
確認してみました
使用した機械はこちら
FLIR(フリアー)のE5になります
弊社の見学会などでご来場いただいた方に
実際の室温を見ていただく時に
使用することもあるので
見た事ある方
いらっしゃるのではないでしょうか
この機械はサーモグラフィーカメラで
カメラで写した物の温度を
感知することが可能です
そのカメラでいつもは
温度差のほとんどない弊社の建物内を
見ていただいていますが今回は
我が家の様子を見ていただければと思います
まず、我が家は
松山市内にある
築11年の木造2階建のアパートの賃貸になります
私が借りているのは2階の角部屋です
まず、夜の室内の温度はこちら
23.5度。
温度だけ見れば特に寒くない温度ですね🙄
ちなみにエアコンで暖房をしています
ではサーモグラフィーで
床の温度を見てみます
22.1度
天井を見てみると
22.3度
そこまで温度差がないように思いますが、、
体感足元がかなり寒いです🥶
少しカメラで見てみると
その原因を発見しました、
壁と天井の入り隅
壁は赤色ですが入り隅や
天井と壁の取り合い部は青いラインが出ています
一番低い箇所で16.7度🥶🥶
温度計と比較すると
6度程度の温度差があります、
おそらく壁や天井には断熱材は
入っているのでしょうが充填断熱のみなので
桁部分が断熱欠損して外部の温度が
伝わってきているのだと思われます
ちなみに弊社で建てている
断熱等級7以上、Ua値0.2前後の建物だと
入り隅はこんな感じです↓
充填断熱はもちろんのこと
壁の外にも断熱を付加して
建物を隙間なく断熱材で包みこんでいる為
温度が低く表示されておらず
入り隅でも24度の表示になっています
我が家で1番寒く感じるのが窓際
ついている窓は窓枠の内側が樹脂で
外側がアルミのペアガラス
日本でよく出ている構成の窓です
カメラで見てみると驚きの結果が、、
10度を切って9度🥶
もう外と変わらないくらいです・・・
同じ日の同じ室温で
室内との温度差14度程度
これは足元が寒いはずです
エアコンを付けているLDKで
このような結果なので
階段へ通じる閉めている戸を開けて
カメラで見るとこんな感じです
玄関に至っては窓際より寒くなっていました
窓の隅で7.9度表示。
土間部分などの赤く表示されている部分でも
11.9度程度です
毎日寒いと感じてはいましたが
改めて目で見てみると本当に
寒い家なんだなと感じました
賃貸に住まわれている多くの方は
私の家と同じようになっているのでは
ないでしょうか
室内の1箇所の温度計で23度程度でも
冷たい空気が室内の暖かい空気と入れ替わり
冷たい空気は下に溜まっていきます
性能のない家の机の上に置いている温度計は
全くあてになりませんね😭
いくら暖房をしていてもいろんなところから
熱が出入りしていては暖房の意味もなくなり
快適に過ごそうと思うともっと暖房器具を増やしたり
着る物を増やしたりしなくてはなりません
その反面弊社が造っている
断熱等級7以上やパッシブハウス性能のお家では
エアコン1台程度の能力で部屋中均一な温度になり
寒い暑いのストレスなく
身軽な服装で過ごすことが出来ます
私と同じような家に住まわれて
これが当たり前だと思っている方にこそ
温度差のない高性能な家を
体感していただきたいものです😌