「石谷家住宅」には　職人さんの凄い技がいっぱいでした♪

こんにちは

今日は国の重要文化財に指定され　近代和風建築でも名高い「石谷家住宅」についてです

この建物があるのは　鳥取県八頭郡智頭町

敷地面積3000坪　建築面積641坪　部屋数40以上といわれています

元々は江戸時代に建てられ　その後　幾度か建て替えを繰り返された

歴史的建造物が数多く残っている住宅です

現在は　一般公開されています

親近感覚える　板張りの外壁

受付してすぐ入った場所は　土間
天井までの高さは14ｍあるらしい　そこに見えるのはとても立派な梁

丈夫そうで強そうな雰囲気が感じられる土間空間でしたが
中に足を進めると雰囲気は一変します

印象的だったのは　先ずは欄間の透かし彫り

それは　お風呂の天井までにも見られました

そして　細い木材が縦に組まれた繊細な欄間の下には
ハート型の木枠が施された障子

猪目（いのめ）といい　イノシシの目をモチーフにしたものだそうです
どうやら魔除けの意味があるとか！？

更には　階段

なんとも洋風ぽい螺旋階段　手すりが滑らかできれいだ
階段を登りきり渡るのは太鼓橋

なんだか面白いですね

何気に洗面所の天井を見上げたら　籠のような雰囲気

調べてみたら　網代天井というらしいです
植物を細く加工したものを材料にして平面状に編んで仕上げられた天井

どうやらこれは杉のようですが　手が込んでますね

そんな室内から眺めるのは　日本庭園

やっぱ寛げますね♪

重厚でありながらも　細部には繊細で美しいものが散りばめられた

職人さんの技を感じられるものがいっぱいあった「石谷家住宅」

職人さんて凄い！とあらためて感じ
行って良かった！と思える住宅でした

機会がありましたら是非足を運んでみてください

ちなみに　コチラは銅でつくられた雨樋　立派としか言いようがない

所々穴があけられているのは　きっと　お掃除の為だと勝手に思っています