まじめな話
STAFF BLOG

外壁通気工法の新たなルール

2023.07.14 | まじめな話

予想もつかない大雨がで土砂災害とかで河川の氾濫とかで

被害にあわれた地域の皆様お見舞い申し上げます

 

 

ここ最近の雨の降り方が尋常でないので雨漏りのリスクも

高くなってきているのではないかと思います

昨年ですがアーキテクト工房Pureでも10数年前に建てて頂いたOB様より

南からの雨風の強い時にサッシの上より雨漏りがするので

見てほしいと連絡がありました

 

現地を確認しても雨が入っているような隙間とかも見当たらず

怪しそうなところをコーキング処理して様子を見て頂いていたのですが

やっぱり同じ方向からの雨風の強い時に雨漏りがしたと連絡を受けました

外壁の下地には透湿防水シートを施工し通気層もあり万が一水が入ってきたとしても

通気層を通り外に水は出ていく施工としているのでサッシの内側に

入ってくるはずがないのです外壁を剥いで確認することにしました

外壁を剥いでみて確認したところ原因がわかりました

10数年前は今の様に付加断熱は施工していなくて外壁よりサッシの方が外に出ています

そしてサッシの上には通気層に万が一水が入ってもその水を外に出す為に隙間を空けているのですが

風の向きと雨の量によってはその隙間から水が通気層に侵入します

その進入した水が通気層の縦胴縁を伝って下に向かい外に排出される施工になっていたのですが

2階の窓の位置と1階の窓の位置がちょうど半分ずれており

2階の窓上から雨風で進入した雨が縦胴縁を伝い下に流れていく時に

縦胴縁を止めている釘から水が壁の中に入りサッシの上に落ちて

サッシを止めているビス穴から雨漏りしていたことがわかりました

予想もつかない所から水が入ってきていたのです

原因もわかり同じようにならないようにしっかりと手直しをさせて頂きました

瑕疵担保責任では台風・防風雨などの自然災害は瑕疵の免除となってはいますが

お客様にとっては雨漏りは雨漏りですので大変ご迷惑をお掛けしました

 

 

この結果を職人さん達とも検証し今後の施工をどのようにしていくか議論しました

以前から職人さんと話している

外壁の仕上げ材からは水は侵入するを前提として

透湿防水シート施工で水は外に排出できる様に施工する

外壁の張り方が横張りの場合は通気胴縁は縦施工

 

 

横張の場合は胴縁は横施工となります

特に横胴縁の場合は通気層に入った水は胴縁の上に溜まり横に流れて胴縁と胴縁との隙間から

下に降り外に排出されるはずですが今回の漏水の事例の様に釘から水が入るリスクが高くなるので

下地材を施工し胴縁を浮かし施工する

この施工は以前より行っているのですが新たな施工ルールとして

・窓の横下には浮かしている下地材が邪魔をすることなく下に水が落ちていくように下地材の取付位置に注意する事

・下地材の上に万が一水が来ても下地材と透湿防水シートの間に水がしみこまないようにコーキングを施工

 

この2点が新たなルールとして行う事としました

 

 

水だけではなく胴縁が浮いていることで通気層の空気の動きも自由に横にも動けるので

窓の下で空気だっまりが出来て蒸れを起こすリスクも無いので安心できます

一般的な横胴縁の施工例ですが本当に空気の流れはこのように動くのでしょうか?

ちょっとしたことですが建物を長持ちさせる為には必要な事ではないでしょうか!!

 

この記事を書いた人
高岡 文紀

代表取締役

高岡 文紀Takaoka Fuminori

内子町 出身/1961年2月7日生まれ/1級施工管理技士、2級建築士、省エネ建築診断士

高性能な家造りが大好きワクワクドキドキしながら毎日が楽しみです。こよなく吉田拓郎を愛しギブソンJ-45、ヤマハL-8を弾きながら拓郎歌ってます。アウトドアキャンプが大好き自然の中で楽しい時間を過ごしてます。

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