週末の連休台風でお天気悪そうですね
お出かけの計画されている方も多いのではないかと思いますが・・・
2ヶ月ぶりにHouse de Organic研修を行いました
会場は東京の川崎に仲間たちが集まりゲスト講師を迎えての研修です
今回はお二人の方を講師に迎えて ‟環境をテーマ”に勉強会を行いました
南雄三氏による『断熱気密住宅の浸水対応考』
露木しいな氏による『環境について』
南先生はこの会で何度か講師で来て頂いてはいるのですがコロナの事もありで
久々の講演となりました
松山に来られた時に住宅の浸水についていろいろ調べているのだけど
なかなか講演する機会が無くてと言われており今回環境をテーマにしての勉強会だったので
最近自然災害で浸水が多いと言う事もありお声かけさせてて頂きました
南雄三氏による『断熱気密住宅の浸水対応考』
地球温暖化のせいなのか局地的な大雨になり川が氾濫し住宅の浸水被害が多い
ここで断熱気密住宅が浸水した場合どのようなことになってしまうのか
南先生のお知り合いの工務店さんが実際に建てたお客様の家のが被害にあり
使われていた断熱材や新建材がどのようになってどのように復旧作業を行ったのかを
聞かせて頂きました
新建材のドアなどは仕上げのシートがめくれ使われているMDFは膨れ上がり
押すと中から臭い水が出てきて結果処分
無垢材とか集成材は被害なし
セルロスファイバー断熱材は水を含んで自重で垂れ下がって分断されていた
分断された上部の断熱材は被害なし
設備
水没した設備機器はメンテナスの対応不可
復旧工事の内容などもまとめられていましたがかなりの時間を要したようですね
浸水対応は自宅の土地の『危険度を知る』ことから始めないといけない
ハザードマップを参考に
『浸水深さ』『水の勢い』『水の引く時間』
などを知っておくのが大事
浸水対策の工法
『Dry工法』『Wet工法』の二つがある
『Dry工法』としては
水が来ない高さまでかさ上げ
水が来ても入させない対策
『Wet工法』としては
万が一浸水した場合の為の設備の配置計画と避難計画が大事
他にもいろいろ対応策などのお話を聞かせて頂きました
露木しいな氏
2001年生まれの21歳
インドネシアのバリ島にある『Green School Bali』を卒業後
慶應義塾大学環境情報学部に入学したが現在は休学中で環境活動家として
全国の中学生・高校生を対象に講演活動を行っている
私の子供より若いお嬢さんが
『環境活動家がいない社会を目指して』と活動している話を聞かせて頂きました
大人に聞いてもらうよりこれからの未来のために学生を中心に講演をしているそうです
世界中のごみ問題
気候変動による地球温暖化・洪水他
21歳の彼女の話では気候変動などの本当の情報を多くの方に知ってもらう事
ここから自分たち一人一人で出来ることから行動してもらう事
私たちも高性能な建物や自然素材などを使って環境問題を考えた行動を起こしています
若者よりパワーをもらった良い研修となりました
機会があれば松山にも来ていただいて講演して頂きたいですね
南先生の時には昼食後と言うこともありウトウトしている方もチラホラいましたが
しいなさんお時には誰一人いなかったのは不思議でしたね(笑)
とても有意義な研修となりパワーを頂きました(^^♪