今日は雷が鳴ってすごい雨が降っていました
どこかの川が氾濫しなけれ良いのですが!!
本日、『土居田町の家Ⅳ』JIO配筋検査の立ち合いを行ってきました
配筋検査には検査官お方が設計図書に書かれている配筋径・ピッチなどが適正に配筋されてているか
そしてコンクリートと鉄筋とのかぶり厚さ・重ね接手の長さは適正化などをチェックして決められた箇所の
写真を撮り最後に書類に立ち合い者のサインをして完了となります
今回の『土居田町の家Ⅳ』では土間配筋のピッチがD13@200とD13@150との2種類があります
また、立上り部分は一般的な配筋としてはD13@200で鉄筋を組みたてて行くのですが
荷重がかかり補強筋が必要な基礎には下端横筋にD13ダブルが入り上端横筋にD13+D16が入っている基礎と
下端横筋D13+D16が入り上端横筋D19ダブルで入っている立上り基礎とがあります
この様な配筋になったのは建物の構造計算を行うことで構造躯体だけではなく
基礎にも大きな力がかかる箇所に補強の鉄筋をいれないと強度が足りませんよと
計算で出てきたためです
最近の基礎配筋を見ていると私がこの建築業界に入った時と比べると
とんでもなく進化してきていますね
私が知っている限りでの基礎の進化を少しご紹介します
40年近く前の基礎は布基礎がほとんどで鉄筋もさえも入っていない無筋の布基礎でした
基礎の土間内は土を整地したまま
それから布基礎に鉄筋がD10@300が入った基礎と徐々に変わってきましたが
土間内はまだ土のまま
次に鉄筋入りの布基礎が標準となり土間内に防湿の為の保護コンクリート厚60㎜が施工されるようになり
徐々に防湿シートを敷き込んで保護コンクリートの施工と進化しました
私の記憶ではこの頃はまだ地盤調査も行っていなかったように思います
その後地盤調査も標準で行うようになり基礎形状もベタ基礎が標準となっていますが
そこから次のステップが構造計算を行い基礎の配筋も物件ごとに
いつ来るかわからない大きな地震にも耐えられるよう対応していっています
最近の基礎を見ていたら鉄骨の建物でも建つのですか?と勘違いするくらいですね
施主さんに取ったら安心で安全でいられるのが一番ですからね(^^♪