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平成28年省エネルギー基準

前回まで、

平成25年基準についてお話してきました。

それよりまた次に

平成28年基準というものがあることを知ったので、

今回は平成28年基準について

お話したいと思います。

 

 

 

 

 

平成25年基準と平成28年基準の違い

平成25年基準から平成28年基準への変更は

平成11年基準(次世代省エネ基準)から平成25年基準への変更と比べると、

大きい変更はあまり見られませんが、

日射熱取得率についてや

それぞれの単位の変更などが

行われています。

 

 

 

 

 

外皮の評価方法においての日射熱取得率について

外皮の評価方法においての日射熱取得率についてですが、

平成25年基準では

窓枠(サッシ)を考慮しないガラスのみの

日射熱取得率を用いるように、

対して平成28年基準では

窓枠(サッシ)を考慮した日射熱取得率を用いるようになりました。

 

 

 

窓枠はアルミのものから木製のものまで

さまざまですが、

熱をより通すのはアルミの方で

日射熱取得率も変わってきます。

 

 

 

 

 

単位の変更

単位の変更が行われています。

 

 

 

【冷房期の平均日射熱取得率】

 

 

平成25年基準:ηA値(イータエー)

平成28年基準:ηAC値(イータエーシー)

 

 

ηA値は

家全体の太陽光の室内への取り込みやすさを表しているのに対して、

ηAC値は、

窓から直接侵入する日射による熱

窓以外からの日射の影響を考慮した、

熱伝導によって侵入する熱を評価した冷房期の指標である

ということです。

 

 

どちらも値が小さいほど良いのですが、

ηA値は値が小さいほど日射熱の侵入を防ぐことができ

ηAC値は値が小さいほどお家の中に入る日射による熱量が少なくて

冷房効果が高くなる

という結果の違いがあります。

 

 

当然計算方法も変わり、

ηA値は、室内に入り込む日射量を外皮等面積(外気に接する床や天井、壁など)で割った値、

<日射量÷外皮等面積=ηA値>

 

ηAC値は、単位日射強度(ある一瞬の光の強さを示したもの)あたりの日射により

建物内部で取得する熱量を冷房期間で平均し、

それから外皮面積の合計で割った値

<建物が取得する日射熱の合計÷外皮面積=ηAC>

 

ということになります。

 

 

 

 

 

単位や専門的な用語が絡んでくるので

とても難しく

個人的に数字が苦手なので

書きながら理解するのも一苦労ですが、

少しでも分かりやすくお伝えできていたら幸いです。(^^;

 

変更はまだまだあるので、

次回は、変更になった【単位】について

ブログに書いていこうと思います。

 

 

 


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2020年09月08日家づくり・建築知識| 投稿者:アーキテクト工房 Pureアーキテクト工房 Pure
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