家づくり・建築知識
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熱橋へのこだわり

まん延防止等重点措置も解除され梅雨の中休みの間に

キャンプにってリフレッシュしてきました(^^♪

 

 

三間町に建設中の『小沢川の家』も順調に現場は進んでおります

気密測定もいつもの加圧・減圧共0.1C㎡/㎡でいい数値が出て

その後の施主さんとの電気打ち合わせを終え

現在は電気屋さんの加藤さんが大工さんに追われるように

配線工事・換気ダクト工事を行ってもらっています(笑)

 

外壁はようやくJIOの外装下地検査を受けることが出来ました

これからは外壁の仕上げ工事に入っていきます

外装下地検査を受ける前の細かい作業として職人さんは

熱橋対策をしっかりと行ってもらっています

 

熱橋ってなに?

ヒートブリッジとも言われております

断熱材と断熱材以外の木材やコンクリート、窓廻りなどの

断熱材が入れれない部分のことで

例えば壁の中にしか断熱材を入れてない建物は

柱・間柱・土台・桁などが熱橋部となり木熱橋と言われています

サーモカメラで撮影するとはっきりと熱橋部は青く映ります

 

 

写真は東京大学の前先生に頂いたサーモカメラの写真です

青く映っている所が熱橋部で断熱が弱い所となっています

 

 

『小沢川の家』は壁の外側にも断熱材を施工する為(付加断熱)

上記の写真で言うとパッシブハウスに近い性能となっている為

熱橋は非常に少なくなりますがそれでも断熱材の施工が難しい

基礎断熱と土台水切りとの境の部分

この部分は建物の外周部どうしても熱橋部となってしまいます

出来るだけ熱橋になる部分を減らすためいろんな工夫をしてもらっています

土台水切りを取り付ける木材の厚みを薄くして土台水切りがとりつく部分のみ

取付用の木材を打ち足して基礎断熱の間に防蟻フォームを充填して

白蟻対策と熱橋対策を兼ねた施工を行っています

 

 

 

この写真はサッシ水切りの取り付く下面にEPS断熱材を

水切り勾配と同じ角度に加工して取り付けています

写真は無いのですが窓の左右と上部にも同じように

断熱材を回して極力熱橋部を少なくする工夫をしています

 

 

細かい作業ではありますが建物の断熱性能を高めていくと

熱橋部になるところが特に気になってきます

職人さん達はそんな所まで考えながら施工してくれるのは

とても助かりますね

 

全体的に断熱性能が低かったら小さな熱橋も感じることは少ないので

ここまでやる必要はありませんが・・・( ´艸`)

この記事を書いた人
高岡 文紀

代表取締役

高岡 文紀Takaoka Fuminori

内子町 出身/1961年2月7日生まれ/1級施工管理技士、2級建築士、省エネ建築診断士

高性能な家造りが大好きワクワクドキドキしながら毎日が楽しみです。こよなく吉田拓郎を愛しギブソンJ-45、ヤマハL-8を弾きながら拓郎歌ってます。アウトドアキャンプが大好き自然の中で楽しい時間を過ごしてます。

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