現在
改修工事が進行中の
西条市「丹原田野上方の家」
改修ならではの
難しさが際立った
断熱・気密工事が終わり
いよいよ『気密測定』を行う日となりました。
(断熱・気密工事の様子はこちらから)
初めて改修しているお家での気密測定。
結果がでるまでドキドキが止まりません。
楽しみが半分、緊張や不安が半分です。
家のいらないすき間がどれだけあるのかが
分かる『気密測定』
測定して求められる気密性能C値によって
次の工程に進めるのかどうかを左右してきます。
気密測定についてはPureコラムにて紹介させていただいておりますので
興味のある方、気密測定ってなに?となった方など
ぜひご覧になってみてください。
いよいよ測定開始です!
減圧法と加圧法
家の中と外、2つの測定によって
気密性能を測定していきます。
結果は・・・・・
〇減圧法
総相当隙間面積:53㎝²
相当隙間面積:0.257㎝²/m²
〇加圧法
総相当隙間面積:55㎝²
相当隙間面積:0.267㎝²/m²
2つの測定値の平均を
真の気密性能C値として取り扱うため
結果として0.261㎝²/m²≒0.3㎝²/m²
(気密性能C値は、少数第2位を四捨五入にて取り扱われるのが一般的)
木のねじれや割れ、基礎と床との取り合いなど
気密性能が確保しずらい改修工事において
良好な結果を言えるのではないでしょうか。
しわやヨレがなく、
家全体を気密シートとテープを使って包み込み
すき間ができやすい、構造体との取り合いも
しっかりを気密施工が行われたことで
今回のような気密性能を確保することができました。
省エネルギーで室内を快適に保つために必須な
『断熱性能』と『気密性能』。
測定結果によって、十分な性能は確保されていることが分かり
完成に向けて一歩大きく前進することができました!