今年も残すところあと2週間足らずとなりましたね
皆さんやり残したことはありませんか?
今回はオーストリアの建築家オット・ワグナーの建築作品をご紹介します
ブログを書くために前にいろいろと調べていると
視察前にもっと調べておけばよかったと反省しています・・・
1912年建築の郵便貯金局
近代建築を代表する建物のと言われています
当時の建築は石を積み上げて建てる建築から鉄筋コンクリートへと変わり
郵便貯金局の壁面は薄い石材をパネルにして鋲で固定されていました
建物の中に入るとガイドさんがこの床はリノリュームと言う素材のシートです
1860年代にイギリス人によってリノリュームが発明され郵便貯金局にも使用され
《リノリューム:亜麻仁油、石灰岩、ロジン、木粉、コルク粉、
ジュート、天然色素などから製造される自然素材》
現在もそのまま使われていると言話を聞きました
アーキテクト工房Pureでもよく使っているリノリューム
こんな長い歴史があったことは初めて知りました(^^♪
さらに階段を上がり中に入ると広いホールが現れ
下記は建築模型
アーチ天井はガラス構造となり暗くなっていたので光は入っていませんでしたが
日中はアーチ天井より光が差し込んでとても明るいんだろうなと思いました
さらに床にもガラスタイルが使用されてました
他にもアルミニューム素材の通風孔であったり
郵便貯金局とは別でオットー・ワァーグナー作品の駅舎
カールスプラッツ駅
壁は白い大理石、鉄骨とガラスで造られていました
現在も駅舎としてつかられている様です
さらにその近くにはマジョリカハウスとメダイヨンハウス
絵を描いたように見えているのはマジョリカ焼のタイルが絵のように張られています
このマジョリカ焼を使っていることが由来でマジョリカハウスと名づけられたそうです(^^♪
ウィーンでは皆さんご存じのシェーンブルン宮殿
今回は中まで入ってじっくりと建物の中を視察させていただきました
残念ながら写真撮影はNGの為外観写真しかありませんが
パリのヴェルサイユ宮殿に対抗して建てられた宮殿だと説明を受けましたとても素敵な宮殿でした
なんと愛媛県今治市に日本食研の工場もシェーンブルン宮殿をまねて作られているのは有名な話ですね
ウィーン最後の視察先(視察した順番は違いますが・・・)
フンデルトヴァッサー・ハウス
彼は自分の夢を「植物と共に生きる家を作ること」と語ったとWikipediaに書かれていました
ここも2度目の視察訪問でしたが何度見ても印象に残る建物ですね
中には入れないので同じフンデルトヴァッサーのデザインしたお土産屋さんが目の前に
あるのでそのお店の中を見てきましたが本当に独創的な店内でした
床はうねっていたりバーカウンターには水も流れていましたΣ(・□・;)
ウィーンでの参加者全員で懇親会を行ったウィーン最古のレストラン
グリーヒェンバイスルとても歴史のあるお店でした
1447年頃創設されたレストランの様で私たちは一番奥の部屋マーク・トウェイン・ルームを予約していただいており
壁・天井にはいろんな方のサインが書かれています
最も有名方でベートーベン・モーツァルトのサインをお店の方が指し棒で教えてもらいました
私はどちらかと言うと米倉涼子のサインの方が気になりました( ´艸`)
視察の他には昼食の時に通った市場
クリスマスマーケット良い雰囲気ですね(^^♪
次回は忘れないうちにスペインの視察先を報告させていただきます