こんにちは
2月ももう後半 あと少しで3月ですね
晴れた日には
「いよいよ春かぁ~」と思ってしまうほど
柔らかくポカポカとした陽ざしが感じられます
それは人間だけだはなく植物も同じようで
少しづつ 花が咲きだしました
我が家の周りは 四方 田んぼや畑が広がっています
すぐ東側の小さな田んぼを覗いてみたら
「レンゲソウ」が咲いていました
昔は良く咲いていたのですが
最近は あまり見かけなくなりましたよね
大人になって知ったのですが
田んぼのレンゲソウは
農家さんが植えられているのですよね
子供の時は知らずに 時々摘んで遊んでいましたが
なぜ農家さんは 田んぼにレンゲソウを植えるのか
気になり調べてみたらミツバチにたどり着いた!という話です
contents
1 レンゲソウが植えられていた理由
2 レンゲソウの代わりの怖いもの
3 ミツバチへの影響
4 やっぱりレンゲソウだよ
レンゲソウの根の部分に
稲の成長に必要なチッソを含んでいるからだと
これによって土が肥やされるのです
なので 稲刈りを終えた前の年の秋に
レンゲソウの種をまき
春に花が咲き
そのまま 田植えの時に土に混ぜ込む
レンゲソウがたい肥になるのですね
そんな大切な役割を果たす
レンゲソウが見られなくなったのは
農薬が多く使われるようになったからです
その中でも特に問題視されているのが
「ネオニコチノイド系の農薬」です
1回の殺虫効果が長く 少ない量で済むそうです
農家さんの高齢化や手間の削減や安定した収穫には
期待できそうですが
安全性のことを考える怖くなります
そんな強力な薬がついたもの
食べて大丈夫なの?かと
更にこの農薬には もう一つ問題があって
ミツバチに大きなダメージを与えているということです
「ミツバチの大量死」聞いたことありますよね
「ネオニコチノイド系の農薬」を大量にまきだしてから
ミツバチが減ってしまったようです
空中散布などされたら 小さなミツバチは
逃げ場もありませんよね
喉が渇けばミツバチも水分をとります
参考資料:JEPA「新農薬ネオニコチノイドが脅かす ミツバチ・生態系・人間」
何気に吸った稲の水分に農薬が含まれていたら
小さな体のミツバチにはとても大きなダメージを受けるはず
ミツバチは小さいけれどとても働き者です
ミツバチの受粉により多くの作物が維持されています
花から花へ飛ぶことで
ミツバチの足には黄色い花粉がついて
お団子のようになり それを一生懸命運ぶんですよ
健気ですよね
「ネオニコチノイド系の農薬」
それは「人への毒性は低い」と言われているようですが
今はないとしても
これから先 長く使われ続けることで
蓄積され
いずれは 低いままではなくなるのではないでしょうか
そうは言っても農家さんもやはり
いろいろ問題抱えて大変そうです
昔からのシステムが大きく幅をきかせているから
同じ空中散布なら
レンゲソウの種を空中散布できないのでしょうか?
それだけでも作業の軽減が図れそうですし
春になると 家の周りのあちらこちらで
レンゲソウが咲いていたら
きっと綺麗だと思うのですが
そしたら ミツバチが頑張って
レンゲソウのはちみつをいっぱい集めて
私たちに栄養をもたらしてくれます
これこそ 素敵な繋がりです
レンゲソウ農法少しでも復活してくれることを願っています