11/2、今日はすこし突っ込んだ話をしてみましょう。
アーキテクト工房Pureのつくったおうちでは木材の結合部は下記の写真のようになっています。
すこし切れ目が入っていて、上部にピンが見えるつくり。
これは金物工法(ピン工法)といいます。在来工法とつくりを比較してみましょう。
金物工法のいいところは木材の接合する部分の削り取る体積が少ないので1.5~1.8倍強度が増すところです。また加工時のゴミが少ないのも地球にやさしいですね。
悪いところを少し調べてみたのですが、現時点では費用が在来工法よりかかるという以外ははっきりとしていないようです。
理論的に地震や火災に強い工法でかつ、天井の柱を吹き抜けで見せる際に在来工法でみられる補強の金物が見えず美しい仕上がりになる金物工法、わざあり、ですね。