~新人現場監督やまもとの現場日誌 No.33~
先日、構造見学会が行われた現場にて
気密測定が実施されました!
今回、お施主様が遠方にご住まいのため
立会いが困難とのことなので
動画撮影をしながらの測定となります!
測定機器を設置して
いざ測定開始です!
始めは減圧法という方法で測定を行います!
(減圧法:室内の空気を強制的に外に出して、お家の隙間から外の空気が入ってくるようにして測定する方法)
緊張の一回目の測定・・・・・
結果は測定不能。
測定士さん曰く
隙間がないので
機械の中で空気が循環しているだけ
とのこと・・・・
Pureさんの職人さんは
測定士泣かしと・・・(笑)
それだけ、精度の高い
気密施工を職人さんは行ってくれています!
なんとか
測定士さんのご尽力で結果がでました!
減圧法の結果は・・・・・
総相当隙間面積が9㎝²!
C値と呼ばれる相当隙間面積は・・・・0.074㎝²/m²
続いて
加圧法による測定になります!
(加圧法:減圧法と逆で、外から強制的に空気を入れて、お家の中の空気を隙間から出すようにする測定方法)
加圧法でも、お家の隙間がないので
空気が中に入らず、機械の中を循環しているので
数値がうまく出ません・・・・
それでもなんとか
測定してくださいました!
加圧法の結果は・・・・・
総相当隙間面積が20㎝²!
C値と呼ばれる相当隙間面積は・・・・0.16㎝²/m²
今回学んだのは、窓の種類によってC値は変わるということ!
今回の志津川の家Ⅲでは外開きの窓が採用されています!
加圧法では、お家の中の空気が外に出ていこうとします。
そのため窓の開く方向と同じ方向に空気が動こうとするので
C値が変動する可能性が高くなるとのこと!
気密測定の結果としては、
2つの測定の平均値となるので
相当隙間面積(C値)は0.12㎝²/m²
志津川の家Ⅲには、14.3㎝²mの隙間しかありません!
手のひらと比べるとこのような大きさに!
(白の□が隙間の大きさになります。)
大工さんや職人さんがしっかりとした
施工を行っていただいているおかげで
今回もいい結果となりました!
ありがとうございます!
そしてこれからもよろしくお願い致します!