昨日まで降っていた雨もいったん上がり
梅雨の中休みでしょうか?
それともこのまま降らなくて梅雨明け?
梅雨明けはないでしょうけど降らなくても困るし降りすぎても困るしですね!!
さて、昨日高松に夕方から出張してきました
知り合いの長尾賢建築設計の長尾さんたちで作られている
『建築夜会』
にてお話をさせていただく為にです
以前より建築夜会と名付けて設計事務所、工務店、そのお知り合いの方々が
夜な夜な集まって懇親会(飲み会)と言う勉強会をされているのは知っておりましたが
聞くところによると数回目からは南雄三さんを講師に来てもらってセミナーを開いたりされているようです
そんな建築夜会の代表長尾さんより突然メールが届き
講師として話出来ませんか?との内容です
アーキテクト工房Pureも毎年南雄三さんに来て頂いて
資産価値と高性能住宅のセミナーを行っていますので
そんな内容の話とパッシブハウスの施工の事とかを聞かせて頂きたい
との事でしたので、特にお断りする理由もなかったのでお受けさせて頂きました
当日は30名くらいの方が参加されていました
設計事務所・工務店・大工さん・ピザ屋さん・家具屋さんなどなどの方々でした
大したお話はできませんのでいつもお客様に話している事だったり
パッシブハウスの出会いから現在の話だったり
性能の最低基準・使用禁止材料など
それと私が思う日本の資産価値の話を少しだけ
海外では数百年ものなが~い期間建物は使い続け中古流通も多く
高く売る事を前提にこまめにメンテナンスが行われています
そして売買では買った時の金額に近い金額か、もしくは
それよりも高い金額で売買されていたりとまず日本では考えられないことですね
昨年フランスに南ツアーで行った時にツアーガイドさんから聞いた話では
《この地域では新築を建てると100年は解体許可が下りないのですよ》
私はなんて良い事だと思いました
新築を建てる時には100年以上持たさないといけない為に
しっかりとした構造で寒くも暑くもない性能で地球環境にも優しく
何処にでも誰にでも手に入る自然素材を使って
造ることでなければ長く使い続けることができないのだなと思ったからです
それに比べて日本は如何でしょうか?
外壁は何々風ににせたサイディングボード
床は合板フロアーそして壁、天井はまたしても何とか風のビニールクロス
極めつけは壁、屋根の中の現場発泡断熱材
まるで石油製品で出来たビニール袋を頭からかぶっている状態と同じではないですかと!!
そんな建物のを海外の様に100年近く使い続けるのだろうか??
絶対有りえませんよね
何故なら数年後にはその時の流行の商品は廃盤どこ探しても有りません
て、そんなことになりますよね
又、日本の方は海外の様に移り住む文化ではなく
家は人生で一回のの高い買い物として家を建て
25年程度で金融機関の建物の評価はゼロになるのに35年物なが~いローンを組んで
価値もない家の為にローンを返済する
『耐久消費財』
なんと日本人は500兆円も損をしているとも言われていますよね
土地の評価が高い所でなければ資産価値が上がらない日本
住み替えではなくその土地で住み続ける日本
ならば 壊す理由のない建物 を建てよう
・デザイン性に優れた建物で自然素材を使って経年変化で味が出る
・高性能な建物で暑くもなく寒くもない1年中快適で省エネルギー
・いつ来るかわからない大きな地震にたてれるしっかりとした構造
これが私の資産価値の考えですがこんな建物建てたら壊す理由がなくなりませんか?
こんなお話をさせて頂きました
懇親会にも参加さえて頂きましたが
皆さん活気があってすごく良かったですね
私も皆さんからエネルギー頂いてきました
まだ、まだジメジメとした季節ですが
高性能なお家で快適にすごせるお家づくりつづけます!!
(長尾さん写真使わせて頂きました)