まじめな話
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2025年4月1日からの法改正

2025.02.07 | まじめな話

松山では伊豫豆比古命神社(椿神社)の椿まつりが2月4~6日の間開催されています

椿祭りの頃は寒くなると昔より言われていましたが

何と今年は全国的に大寒波到来で愛媛県も南予地方の方は

雪で大変なことになっているようですね

幸い松山は日中の温度が4~5°くらいしか上がらなく外は寒いだけです

 

 

さて、2025年4月より法改正で建築業界はざわついているのではないでしょうか!!

なにが変わるかと言いますと

・4号特例の見直し

・構造関係規定の見直し

・省エネ基準適合義務化

上記の3項目です

 

建築確認や省エネ適合判定申請等の内容のセミナーの案内が来てましたが

すぐに満席で申し込みが終了しているようです

又、建築確認申請の受付も現行基準での受付は混雑が予想される為

2月28日までので受付が終了されると案内がされています

3月に申請をして建築確認申請の認可が4月以降になる場合は法改正後の内容で

申請図書を追加提出しないといけない様です

アーキテクト工房Pureもきわどい申請現場があるので心配です

 

 

 

大きく法改正される項目

・4号特例の見直し

4号特例とは「階数2階建て以下」かつ「500㎡以下」かつ「高さ13m・軒高9m以下」

上記の建物が4号特例建物と言われていて構造関係規定の審査・検査が省略できていました

4号建物は消滅し新たに「新2号・新3号建物」に分類され審査内容が変わります

新2号建物⇒2階建て以上又は200㎡以下

(全ても地域で確認検査の対象となり大規模修繕・模様替えも含む)

新3号建物⇒200㎡以下の木造平屋

審査される項目も下記となります

 

・構造関係規定の見直し

小規模木造の構造関係規定の見直しとしては

高性能化に伴う厚い断熱材・トリプルサッシ・太陽光パネル・階高の引き上げなど

建物の荷重の増加で耐震性に影響が出る可能性に対応し基準法施行令等の改正

 小規模木造建築物に係る基準見直し

壁量基準の見直し

筋違いの対象拡大

柱の小径基準の見直し

基礎基準の見直し

 

・省エネ基準適合義務化

2025年4月1日以上に着手するすべての住宅と増改築に省エネ基準が義務付けされる

建築確認申請時の必要書類として

外皮性能基準(UA値・nAC値)

一次エネルギー消費量基準

 

新2号建物で確認申請の対象になっているのは新築建物だけでなく

大規模修繕・模様替え(リフォーム)も対象となっています

建築物の主要構造部

(壁、柱、床、はり、屋根または階段)の1種以上について行う過半の改修等の該当するものは

確認申請が必要となり原則、全ての住宅・建築物を新築・増改築する際に、省エネ基準への適合

(増改築の場合は、増改築を行う部分が省エネ基準に適合)

リフォームの場合は新築以上に大変そうですね

違法な増改築業者が増えないと良いのですが!!

 

 

4月からの法改正で慣れるまでは建築確認申請の提出納期や許認可になるまでの

審査時間を要す可能性が高い為これからの契約には工事工期の期間を余裕を持っておいた方が良さそうですね

 

 

この記事を書いた人
高岡 文紀

代表取締役

高岡 文紀Takaoka Fuminori

内子町出身/1961年2月7日生まれ/一級施工管理技士、2級建築士、省エネ建築診断士

高性能な家造りが大好きワクワクドキドキしながら毎日が楽しみです。こよなく吉田拓郎を愛しギブソンJ-45、ヤマハL-8を弾きながら拓郎歌ってます。アウトドアキャンプが大好き自然の中で楽しい時間を過ごしてます。

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