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海の魚よりプラスチックごみが多くなる?

先日ラジオを聞いていたら

‟2050年の海は魚よりプラスチックごみの量が多くなる”

と言う話を聞きました

海洋プラスチックごみ問題は以前よりよく耳にしていたのですが

まさか2050年に海の魚の数より多くなるとは!!

 

 

アーキテクト工房Pureの家づくりは人にも環境にも優しいものをと考え

超高性能な温熱環境にできるだけ石油系のものを少なくして

自然素材を中心に家づくりを行っています

しかし現場に配達される商品はほとんどがビニールで梱包されています

この梱包されているビニールも訂正に処理されていなければ

プラスチックごみとなり海洋汚染に繋がっている可能性もあります

海に魚釣りに行き釣れる魚よりゴミが釣れる方が多くなる現状も想像できますね

 

HPで調べてみると世界中で年間800万トンの海洋ゴミが発生しているとあります

800万トンのごみはどの位なのか想像ができませんがとてつもなく多い事だけはわかります

 

私は毎朝5:30に起きて近くの公園に散歩に行くのですが

そこで愛犬を散歩させている方に良くお会いします

大半の方が愛犬の糞を持ち帰られてはいますが中には道端に放置したまま

そしてとても信じられない方がいます

ビニール袋は必ず手に持っておられ愛犬が糞をしたらビニール袋にいれる所までは

立派なのですが私とすれ違う時には手に持っていても通り過ぎると

ビニール袋が小川に飛んで行っているのを何度か見にしました

朝合わない時でも小川を見たら糞が入ったビニール袋が放置されている時もあります

糞が入ったビニール袋は小川から海に流れプラスチックごみになる

まだ糞だけを小川に放置する方が分解されるのでましですかね!!

 

 

海洋ゴミの多くはペットボトルとレジ袋が80%を占めているそうです

プラスチックが自然分解されるのには400年~1000年以上かかるとも言われています

釣り糸が600年

ペットボトルで400

たばこの吸い殻でも1.5年~10年

と書かれています

自然分解されると言っても完全ではなく自然環境の中には残存するようで

海に流れて行ったプラスチックは紫外線や波の影響で細分化され

マイクロプラスチックとなり海の生き物魚たちがマイクロプラスチックを食べ

その魚を私たち人間が食べる事を考えるとちりめんやめざしの様にまるごと食べる場合は

人間もマイクロプラスチックを食べている事になります

 

 

フランスでは2016年よりプラスチック製のレジ袋の使用を禁止

2040年にはすべての使い捨てプラスチックごみを無くす

アメリカでは2030年までにリサイクル率50%達成を目指す国家リサイクル戦略

EUでは2021年より使い捨てプラスチック流通禁止令

中国では2025年までにプラスチックごみを削減する為の目標が明記

日本では2021年にプラスチック資源循環法が公布2022より施行

他にもプラスチックの廃棄量を削減するだけでなく

3R+Renewable(リニューアブル再生可能資源への代替)の取り組みにより

循環型社会の推進に力を入れているとの様な事が書かれていました

フランスの様に明確に‟使用を禁止”とかではない所が日本なのでしょうか?

 

プラスチックごみ対策を私たち一人一人でできる事としたら

毎日の中で買い物時にプラスチックで梱包されていない商品を買い

プラスチックごみを出さない

マイバック・マイハシ・マイボトルなどありますね

又、でたごみは家に持ち帰り決められた場所で処分する

小さなことの積み重ねが大事だと言う事ですね

 

 

環境問題は本当に深刻な問題だと思います

小さなことからでも心掛けていきたいですね

みなさんも是非、心掛けてください

 

2024年12月13日まじめな話| 投稿者:高岡高岡
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