今週中頃より寒気が入り外は寒い日が多いですね
12月初旬から中旬の寒さとの事ですが
工事現場の室内は断熱のおかげで寒さ知らずです
そんな寒い日に埼玉県より
大和屋株式会社の会長と部長さんがお見えになられました
昨年の2月にもお越しになられて今回で4回目になります
昨年は会社設立200年になるのでいろんな会社様を回られて
アーキテクト工房Pureにも足を運んでこられましたが
今回はウッドファイバーのブリーイングの視察が目的です
昨年来られた後に連絡ありウッドファイバーのブローイングを行う時
予定が合えば是非視察されたいとの連絡を頂いており
今回予定を合わせてきて頂きました
前泊での予定で来られたので会食をさせて頂き
会社設立200年の事やウッドファイバーのブローイングの視察目的など
いろいろとお話をさせて頂きました
わざわざ松山まで来られなくても近くでブローイングをされている所は
あるのではないかとお聞きしましたがお知り合いのところではあまりないのでとの事
差別化を含めて自社でも検討できればとの事
翌日現場にて待ち合わせ、ブローイング現場の視察
現場には STEICO ZELL が積み上げられ
ブローイングマシンにウッドファイバーが入れられ20mのホースの中を通って
ノズルの先から不織布が貼られた壁や屋根下に吹き込まれています
会長はドイツなど海外での吹込みの現場は何度も見られておられるようで
日本のブローイングマシンと海外のマシンとでは圧送パワーが海外の方が断然高く
吹き込まれるスピードは日本のマシンとはけた外れに違いますが
海外の壁の厚みは200~300㎜あるのに対して
日本の壁の厚さは100~120㎜程度で
マシンの圧送パワーが強すぎるのも善し悪しの様です
不織布の施工状態や吹き込んだ後の密度など触って確認されたり
職人に吹込み圧はどのように確認しているのかなど質問されたりされていました
ブローイング施工だけではなく外壁の付加断熱後の通気の取り方や
防蟻の対策の仕方など意見交換を行いお互い確認をさせて頂きました
善応寺エコハウスの視察後は(仮)伊予パッシブハウスの視察
クロス工事も終わり設備機器の取り付け前ではありましたが
室内に入ると外の寒さが嘘のように室内は暖かい
さすがパッシブハウス性能を実感して頂きました
その後アーキテクト工房Pureの事務所に移動をして
大和屋さんの200年の歴史の話を聞かせて頂きました
今年2月に代替わりをして今の社長で8代目だそうです
1824年2月に創業され200年会社が存続している事が素晴らしいですね
アーキテクト工房Pureまだ22年目なのでまだまだひよっこですね
何年先まで存続できるのか先の事はわかりませんが後継者が続く事を祈っておきたいです
わざわざお越しいただきお役に立てることが合ったようでしたら幸いです
200周年記念の手土産もいただきありがとうございます