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House de Oreganic 北総研視察研修 

最近地震のニュースをよく聞きますね

大きな地震がおきないか心配ですね

 

 

前回のブログにもHouse de Oreganic の視察研修に札幌に行き

高層ハイブリッド木造ホテル

に宿泊事を書きましたが今回はその続きです

 

札幌より旭川まで移動をして

北海道立総合研究機構 建築研究本部(北総研)と

林産試験場と隣接する北海道立北の森づくり専門学校の視察

アテンドして頂いたのは 山本亜耕建築設計事務所 所長の山本亜耕さんです

朝早くから夜遅くまでありがとうございました

最終日は石狩市にあるYKKap北海道工場の視察を行いました

 

 

北海道立総合研究機構 建築研究本部(北総研)の視察報告です

 

北総研

四国の方でも高断熱高気密住宅を建てている方は聞かれたことがある名前ではないかと思いますか

一度は行ってみたいと思っていた場所です

大型バスで乗り付けたのですが所員の方が外まで出てきて頂いてわざわざお出迎えをして頂きました

 

 

会議室に案内されて北総研研究者がどんな研究をしているのかなど紹介して頂きました

頂いたパンフレットには積雪、寒冷地における建築・住まい・まちづくりを研究領域として

依頼試験・設備仕様・性能評価や構造計算適合判定などを行っていると書かれています

 

北総研の歴史など聞かせて頂きました

その中で昭和31年に発行されてた『暮らしの手帖』の中に

‟魔法瓶のような家を”と書かれている事を伺いました

私がまだ生まれていない64年前のことです

 

 

ここからが北海道で高断熱・高気密な建物のスターとだったのではないでしょうか?

なんかすごく新鮮な話を聞かせていただいた様に思いました

生産側の意図と効果が伝わらないと、消費者(すまい手)はお金を出さない

この当時から比べると断熱性能も上がってきてますが私たちが建てている

パッシブハウス・高性能住宅は今でもこの当時の思いと変わってないと思いますね

G2グレードで満足してませんか( ^ω^)・・・??

 

 

この研究所で研究開発し大臣認定を取得されアーキテクト工房Pureにとっても大変ありがたい認定が

外壁に木板壁を施工した防火認定があります

付加断熱材の種類も繊維系断熱材からスチレンフォーム系まで幅広い断熱材で認定が下りています

森林大国日本で外壁に防火のために木板が使えないのはやはりよくないですよね

だからサイディングボードばかりが使われているのかもしれませんね(笑)

 

 

北総研の概要を説明受けた後は建物内の案内をして頂きました

建物全体がパッシブデザインで設計されており

冬は温水のパネルヒーターが窓際に取り付けられており窓からの冷気及び結露防止

夏は地下室に冬凍らせておいた氷を利用して冷気を各室に送っり

夜は外気温度が下がりそうな場合は館内に伝達して窓を開けて冷気を取り込む

ナイトバージを行っていたと言う事でしたが現在は地球温暖化の景況か

天井カセットエアコンが取り付けられておりました

私たちの地域では夏の外気温も下がらないし何より湿度が高い為

窓を置ける事により不快に感じたりしますので北の地方ならではのパッシブデザインかもしれません

 

 

防火試験を行なう防火炉の前で写真を撮って頂きました

ここでいろんな防火認定を受ける物が燃やされているのですね

私は燃やされると20分耐えることはできませんね(笑)

いろんな研究をされてもともとは北海道の建築・住まいの為の研究施設が今では日本全国で

必要な施設となっているようです

研究室も案内して頂いたのですが広報担当の研究員の方曰く研究者はお宅の方が多いので

離れすぎず近すぎず適度な距離感と閉鎖感の配置になっていますと説明を受けましたこの配慮も良いですね

多くの方に見て知って頂きたい研究施設だと思いました

2021年12月10日視察・勉強会| 投稿者:高岡高岡
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