現場レポート
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『土居田町の家Ⅳ』気密測定

2021.09.28 | 現場レポート

 

こんにちは

今回は「土居田町の家Ⅳ」で

気密測定が行われたのでその時の様子です。

 

壁より内側の断熱

充填断熱を終え

気密シートを貼りその継ぎ目や

火打ちなどの隙間等を

テープで貼り終えたので

いよいよ気密測定です。

 

 

外部へつながっている

排気口などをテープでふさぎ

専用の機械で測っていきます。

測定をして頂くのは

四国エアフォームの森田さんです。

まずは減圧法という

室内の空気を機械で抜いていき

隙間がどれだけあるかを測っていきます。

 

測定中は棟梁の榎本さんが

サーモカメラを持っていたので

何をしているのか聞いてみると、

「空気がどこかから入っていたら

色が変わるから分かるんよ」

と教えて頂きました。

素晴らしい徹底ぶりです。

1回目の測定を終え約C値0.15c㎡/㎡と言う数値がでましたが

N値と言われる数値が1.85ありどこかに穴があるかもしれないと

探してみると穴を塞いでいるテープが浮いているのを発見。

 

塞ぎなおし再度測定してみると

C値・・0.0595c㎡/㎡

総相当隙間面積10c㎡

となりました!

 

総相当隙間面積(単位㎠)/延べ床面積(単位㎡)

がC値の計算式なり、

C値を求めるにあたり必要な数値になります。

今回の10c㎡を名刺で表すと

家全体で合計しても、この四角の部分ほどの

隙間しかないと言うことです。

実際に身近なもので表すと

その小ささに驚きます((+_+))

 

続いて加圧法。

次ぐは外から空気を入れてどれだけ

家の外に逃げているのかを計測します。

こちらは問題なく測定終了し

C値・・0.0774c㎡/㎡

総相当隙間面積13c㎡

となりました。

 

 

今回は過去最高なのでは!?という数値で

気密測定を終了しました。

実際に性能が数値で表れるので

施主様も安心して頂けたのではないでしょうか♪

この記事を書いた人
正岡 遼平

正岡 遼平Masaoka Ryohei

久万高原町 出身/1996年1月18日生まれ/2級建築施工管理技士、省エネ建築診断士

お引き渡しをして新居に住まわれてから「快適です」と言って頂くのがとても嬉しいです。出会いからお引き渡し、その後までお家に関するご希望やこだわり、お困りごとなどお気軽にご相談ください。アウトドアな遊びが好きで釣りやキャンプなどに時々行ってます。

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