こんにちは
今回は「土居田町の家Ⅳ」で
気密測定が行われたのでその時の様子です。
壁より内側の断熱
充填断熱を終え
気密シートを貼りその継ぎ目や
火打ちなどの隙間等を
テープで貼り終えたので
いよいよ気密測定です。
外部へつながっている
排気口などをテープでふさぎ
専用の機械で測っていきます。
測定をして頂くのは
四国エアフォームの森田さんです。
まずは減圧法という
室内の空気を機械で抜いていき
隙間がどれだけあるかを測っていきます。
測定中は棟梁の榎本さんが
サーモカメラを持っていたので
何をしているのか聞いてみると、
「空気がどこかから入っていたら
色が変わるから分かるんよ」
と教えて頂きました。
素晴らしい徹底ぶりです。
1回目の測定を終え約C値0.15c㎡/㎡と言う数値がでましたが
N値と言われる数値が1.85ありどこかに穴があるかもしれないと
探してみると穴を塞いでいるテープが浮いているのを発見。
塞ぎなおし再度測定してみると
C値・・0.0595c㎡/㎡
総相当隙間面積10c㎡
となりました!
総相当隙間面積(単位㎠)/延べ床面積(単位㎡)
がC値の計算式なり、
C値を求めるにあたり必要な数値になります。
今回の10c㎡を名刺で表すと
家全体で合計しても、この四角の部分ほどの
隙間しかないと言うことです。
実際に身近なもので表すと
その小ささに驚きます((+_+))
続いて加圧法。
次ぐは外から空気を入れてどれだけ
家の外に逃げているのかを計測します。
こちらは問題なく測定終了し
C値・・0.0774c㎡/㎡
総相当隙間面積13c㎡
となりました。
今回は過去最高なのでは!?という数値で
気密測定を終了しました。
実際に性能が数値で表れるので
施主様も安心して頂けたのではないでしょうか♪