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『さくら団地の家』2020年最後の完成見学会

11月もそろそろ終わり師走と言われる12月に入りますね

それにしてもだんだんと温暖化に向っているのか暖かいですね!!

 

 

 

会社のブログで社員が『さくら団地の家』完成見学会のことを書いていますが

私も少し『さくら団地の家』の出会い~性能のことについて書いてみます

 

 

『さくら団地の家』の施主S様とは 西条パッシブハウス『周布の家』 の予約制見学会に

ご予約していただき初めてお会いしました

その予約先の住所を見て宇和島市からわざわざ西条市まで来られるの?

と少し驚きを感じつつアーキテクト工房Pureも遠くの方から興味を持っていただくような

会社になっているんだなとうれしくも思いました(^^♪

 

 

 

見学会当日はご主人お一人で来場されパッシブハウスの性能の事などご説明をさせてお頂き

夏のパッシブハウスの性能を体感していただきました(^^♪

 

後日、奥様とご一緒に事務所に来社されアーキテクト工房Pureの家づくりの話を聞いていただきました

その後土地も決まり本格的にお家づくりにスタート

 

設計はプラン・リーブル高岡氏にお願いをしてとても素敵なプランをプレゼンしてもらい

概算見積後実施設計の申し込みを頂き本格的に実施設計が始まりました

 

概算見積時に提示した建物燃費ナビの性能は何時も建てている断熱構成で入力すると

建築地が西予市の為か屋根断熱300㎜だとで年間暖房負荷が27.89kwh/㎡・年といつもの数字より

悪くなっていたために屋根断熱の厚みを100㎜プラスして400㎜でのご提案

施主様は性能のことはいろいろと勉強されており400㎜で進めさせていただく事となりましたが

屋根断熱を400㎜に変えることにより年間暖房負荷は当然よくなりましたが

年間冷房負荷が屋根断熱を厚くしたことにより若干悪くなってしましました

 

 

そこで 外付ブラインド を入力すると日射遮蔽がしっかり効いてパッシブハウス性能の建物になったのです

 

 

施主様にパッシブハウス性能になったことをお伝えすると

パッシブハウス認定が取得したいとの返答が

アーキテクト工房Pureとしたらとてもありがたいことなので

是非、認定取りましょうと意気込んだのですが

ここで問題発生パッシブハウス認定の為の認定地は 四国は西予市ではなく高松市 での気象条件で入力となり

入力結果の数値は冬の暖房負荷はOKが出て夏の冷房付加はNGとなり認定の数値となりませんでした

 

 

高松市よりは西予市の方が平均外気温も1.5℃低いのですが

冷暖房度時の数値が大きく違う事に気が付きました

暖房度時:西予市→59535 高松市→52037

冷房度時:西予市→3205  高松市→5218

この数値を見ると西予市は冬は暖房をする時間は高松市より多いが夏は冷房する時間は少ないこととなります

よって、

西予市で建築してパッシブハウス認定を受ける場合

同じプランだと断熱性能を下げて窓の開口面積も少なくするなどしないと認定を受ける数値にならない

と言う事となりました

せっかくパッシブハウス認定を受けるのであればやはり建築地の気象条件で認定を受けたいですねとなり

今回は西予市でのパッシブハウス性能のお家での建築となりました

将来建築地での気象条件で認定が受けれるようになればパッシブハウス認定申請にチャレンジしたいですね(^^♪

そのころには難易度が今以上に高くなってるかもしれませんが(笑)

 

今年最後の完成見学会です

しっかりとパッシブハウスの良さを来場の皆さんにお伝えできるようご案内いたしますので

ご予約の皆さんご来場お待ちしています🎵🎵🎵

 

『さくら団地の家』 完成見学会 見どころポイント

2020年11月27日まじめな話| 投稿者:高岡高岡
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