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熱についての基礎知識🔰~熱の伝わり方~

熱はどこにでもあるエネルギーです。

 

太陽の熱エネルギー

体の熱エネルギー

空気の熱エネルギー

大地の熱エネルギー

様々なことろで熱は発生しています。

 

そんな熱は、人にとっての『快適』にも大きく関りがあり、

現在取得を目指している資格についても

熱についての基礎知識や要素が多く取りあげられています。

 

そこで今回は、

『熱の伝わり方』という基本知識について

改めて勉強したのでまとめさせていただきます。

 

熱はどのように伝わるのか。

そもそも熱というのは、伝わるから

熱さや寒さが感じるようになっています。

 

熱の一番にあげられる特徴は

温度高いところから低いところへと移動するということかと思います。

 

熱はその伝わり方に3つ種類があると言われています。

それが、『熱伝導』『熱対流』『熱放射(熱ふく射)』と呼ばれるものです。

 

1.熱伝導

上記のように鍋で水を熱していると

鍋の底だけでなく

鍋全体や水に熱が伝わって熱くなっていきます。

それは、底の熱が全体に移動しているからです。

こういった

物質(固体)中で熱がの伝わり、移動することを『熱伝導』といいます。

 

2.熱対流

例のように熱していると

鍋全体がほぼ一定の温度のお湯になっていくかと思います。

これは、熱の特性で高いところから低いところへと移動するといった特性が働いており、

そこで熱せられた水は、温度の低い上に行こうとします。

そうすることで、上にあった冷たい水が下に動きます。

それを繰り返しているので、一点ではなく全体でほぼ一定の温度が保てるようになっています。

 

このように

水や気体などの流体は、それ自体が熱を持って移動します。このことを『熱対流』と言います。

 

3.熱放射(熱ふく射)

熱いものと冷たいものの間に

なにも遮る壁などがなかった場合に

その間の空間を電磁波(熱線)によって熱が伝わっています。

鍋に直接触っていなくても熱さを感じたり

冬、窓際に行くと寒さを感じるのもこの特性をもっているからになります。

このことを『熱放射』といいます。

熱放射は、空気中でも真空でも熱が伝わっていまいますが

障害物があればあるほど、遮られてしまう熱の伝わり方になります。

 

建物の壁においての熱の伝わり方

熱の伝わり方を紹介したところで、

続いては、実際に建物で置き換えると

どのように熱が伝わっているのか少し紹介していきたいと思います。

(※モノタロウ公式 HPより画像参照)

まず外側では、

太陽や地面などからの放射の熱や

壁付近での熱の対流が起こっており、

その熱が壁に『熱伝達』しています。

 

その熱が壁の中を『熱伝導』していき、

室内へと『熱伝達』された熱エネルギーが

室内で『熱放射』や『熱対流』へと変化していきます。

 

熱伝達→熱伝導→熱伝達

といったように壁の中は熱が移動しています。

このような、熱が入ってきてから出ていくまでの一連の熱量のことを『熱貫流』と言います。

 

最後に『熱貫流』という言葉が出てきました。

これは、高性能住宅などを調べている方はよく見聞きする頻出単語ではないでしょうか。

簡単に言い表すとお家の断熱性能を表した指標の一つになります。

 

また次回は、

よりお家の性能に深く関わってくる要素をご紹介していきたいと思います。

今回の熱の伝わり方を知っていただくと

より一層わかりやすくなると思いますので、

合わせてご覧いただけると幸いです。

 

今回は以上になります。

 


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『内浜町の家』完成見学会。

 

着々と予約が埋まってきており、土曜日が予約があと数組となっております。

 

ご都合の合う方は、ぜひこの機会に

高性能住宅をご自身の体感してみてください。

 

ご来場お待ちしております!

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2020年10月15日現場日誌| 投稿者:アーキテクト工房 Pureアーキテクト工房 Pure
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