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梅雨の時期に使われやすいエアコンの除湿機能

突然ですが、エアコンの除湿機能を使ったことがありますか?

大半の方は使ったことがあるのではないかと思います。

特に梅雨の時期なんかは、

お部屋の中の湿度が高まって

ジメジメして蒸し暑くなるので

「ピッ」とエアコンのスイッチを入れるのではないでしょうか?

そんなエアコンの除湿機能ですが、

場合によってはこんなことも。

 

‥‥それは結露によって起こる水滴が垂れてくる場合があるということです。

「エアコンに結露?水滴が垂れる?」

 

と思うかもしれませんが、

エアコンの除湿機能の仕組み上、

結露が発生して水滴が垂れてしまうこともあるそうです。

 

 

なぜエアコンの除湿で結露が発生して水滴が垂れてしまうのでしょうか?

 

まずエアコンの中には、

熱交換器というアルミでできたフィンが

何層にも重なって入っている

という作りになっています。

そのアルミフィンを冷やした時に

周りの空気も一緒に冷えるのですが、

冷えるということは水分量も減ると考えられるので、

その空気中の含むことのできる水分量が減って

空気中にいられなくなった水分が現れます

その空気中にいられなくなった水分が結露としてアルミフィンに付着し、

結果水滴が垂れてしまう場合があるということになるそうです。

 

 

ではこの水滴、

「どうしようもないの?」

というわけではなく、

正しい対処をすればある程度は予防することが可能だと言います。

【※ただし気象状況や周囲の環境、エアコンの性能・使用年数などによっては

予防が難しい場合もありますのでご了承ください。(>_<) 】

 

基本的に多いエアコンの除湿の仕組みは、

「弱い冷房」だと言います。

冷房運転中は室内機の中に水滴が発生しますが、

通常であれば室内機の中の水滴は

「ドレン配管」と呼ばれる管を通して排水されます。

なので室内機の中に水滴ができること自体はおかしくはないそうです。

 

しかし問題なのは、水滴が垂れてしまうことにあります。

水滴が垂れてしまうということは、

ドレン配管を通しての排水が正常に働いていない他、

梅雨の時期など

雨が何日も続くという状況に置かれると、

エアコンの除湿機能の排水が上手くいかない場合があり、

水滴が垂れてしまうこともあるそうです。

 

 

水滴が垂れてしまう前に比較的簡単に予防できる方法は、

エアコン停止後に

エアコン内部の湿気を逃がすことによる方法です。

運転中はエアコン内が冷えているので、

カビなどの繁殖の心配はありませんが、

停止すると内部の温度が上がり水滴が残りやすくなって、

カビなどにとって都合のよい温度や湿度になってしまうと言います。

具体的には、エアコン停止後に

タイマーで1~2時間送風運転するのが効果的だそうです。

最近では運転終了後に自動的に送風運転するエアコンも増えてきたというので

そちらを検討してみても良いかもしれません。

しかしここで注意しておきたいポイントが。

それは今度は逆に湿気がお部屋の中に放出されてしまう可能性があることです。

湿気が強くなるということは、

カビが発生しやすくなることに繋がってしまいます。

またカビは、ホコリを栄養源にして育つ生き物です。

これらの対処法としては、

換気扇を回して

かつ、エアコンのフィルターのこまめな手入れです。

換気扇を回すことでお部屋の湿度を下げて

エアコンのフィルターをこまめに手入れすることで

エアコン内部のほこりの量を減らすことができます。

 

 

 

 

 

最近雨が続いていて

湿度も高めな日が続いているためか、

このような問題が発生しやすい環境が増えつつあると言います。

一般的なエアコンの除湿や冷房運転は、

わざと結露を起こしている仕組みなので

場合によっては、

その結露によってエアコンにカビの発生が起こりやすい状況であると言えます。

カビはシックハウス症候群を引き起こす原因にもなりうるので、

出来る限り抑えておきたいところです。

抑えるためにはやはり、

何事にもこまめな掃除や手入れをするのが

予防策として一番なのではないでしょうか?

 

 

 

2020年07月13日まじめな話| 投稿者:アーキテクト工房 Pureアーキテクト工房 Pure
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