家づくり・建築知識
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G2とG3の決定的な違い。後悔しないための「境界線」とは?

「国の基準も上がったし、G2(断熱等級6)で十分では?」

そう悩まれる方が増えているように感じます。

しかし、2026年という「電気代高騰」

「住宅の高性能化」が当たり前になった今、

「G2」「G3」の間には、数値以上に暮らしを左右する

「決定的な境界線」が存在します。

 

1.【室温の差】外が0℃になっても「15℃以上」


愛媛県(6地域)におけるもっとも寒い時期の

設計用外気条件(約0℃)を想定し、

暖房を止めた翌朝の室温低下を

シミュレーションしたとき、

G2の家は室温が13℃程度まで下がりますが、

G3の家は室温をおおむね15℃以上に保ちます。

この数度の差で「起きてすぐ活動できるか」

「布団から出るのに勇気がいるか」という、

毎朝の幸運度が変わります。

 

2.【体感の差】「窓際」が冷たくないという贅沢


最も大きな違いは「窓の表面温度」に現れます。

外が0℃の時、

G2の窓周りは14℃前後まで冷え、冷気が足元に流れ込みます。

G3の窓周りは18℃程度と壁の温度とほぼ変わらないため、

窓際でも「ヒヤッ」とせず、結露のリスクも極限まで抑えられます。

 

3.【将来の差】電気代高騰への「防御力」


建築時のコストを優先して性能を抑えることは、一見合理的に見えます。

しかし、将来さらに電気代が上がった時、

その差額分以上の支出を強いられるのは家計です。

エアコンを常に「頑張らせて温める」G2の家か、

家そのものが「熱を蓄え続ける」G3の家か。

この選択が、30年後の家計のゆとりを大きく左右することになります。

 

4.【資産の差】30年後も「価値が落ちない家」へ


2026年現在、住宅の「燃費性能」が不動産価値を左右する時代が少しずつ近づいています。

車の燃費と同じように、家も「どれだけエネルギーを使わないか」が星の数で表示され、

中古市場での評価を分ける指標となっています。

今G2の家を建てれば「当時の平均的な家」になりますが、

G3で建てれば、将来売却や継承をする際にも

「価値が下がりにくい、選ばれる家」として残り続けます。

 

5.まとめ


G2とG3の違いは、単に数値の差だけで語れるものではないと思います。

大切なのは、断熱性能のグレードに加えて、

日射遮蔽や換気、間取りなどを含めた住まい全体のバランスです。

数値だけでなく、

住まい全体のバランスを大切にしたG3の家づくりを

一緒に考えてみませんか?

 

この記事を書いた人
大森 彩代

大森 彩代Oomori Sayo

松山市 出身/2006年9月17日生まれ

社会人なりたてでまだまだ至らぬところはありますが、一人前になれるように頑張ります!趣味はアニメや漫画などの模写をすることとルービックキューブを触ることです。いろんなことに優しい家づくりについて勉強していきます。

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