現場レポート
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ウッドファイバーブローイング施工
2025.12.16 | 現場レポート
こんにちは
今回はウッドファイバーの
ブローイング施工についてです
弊社では室内側の充填断熱に
ウッドファイバーを使用しています
ウッドファイバーとは
木を原材料にしている
木質繊維系の断熱材になります
以前は日本でもウッドファイバーを製造していたのですが
現在は製造が終了し、国外からの輸入品を使用しています
現在弊社で使用しているのは
ドイツ製のシュタイコゼル

化学物質は不使用で
熱伝導率は0.036W(m•k)
繊維系の断熱材の熱伝導率とそこまで大きく変わりませんが
熱を蓄える熱容量が高く
段々と夏暑くなっているこの日本で
とても効果的な断熱材となっています

また、ウッドファイバー製造時の
一次製造エネルギーは約560kWh/㎥
ポリスチレンフォームの約695kWh/㎥と比べ20%
硬質ウレタンフォームの約1585kWh/㎥と比べ65%も少なくなります
木質の為防火の面も気になるところですが
燃えて表面に炭化層ができると
内部へ酸素が供給されなくなるのでそれ以上に燃えにくくなるという特性があります

防火認定も取得している組み合わせもあります
さて、実際の施工ですが弊社の断熱・気密施工専門の
寺園くんが吹き込みを行っています

撹拌したウッドファイバーを
専用のホースを使用して壁内に入れていきます
少なすぎず多すぎず
55kgの密度を目安に入れていきます
ただ、目安の55kgが入れれているかは
触っただけでは正確に分からないので
必ず施工後に数箇所切り取って
ウッドファイバーの密度測定を行います

今回の測定でも55kg以上の密度はしっかりと確保されていました♪
今後は気密シートの測定を行い年明けには気密測定を行う予定ですのでまた現場レポートをしていきます
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