まじめな話
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夏型結露💧

2025.09.01 | まじめな話

こんにちは

今日から9月
学生さん達は 新学期が始まりましたね
残暑厳しい日々ですが
私達大人も学生さん達と同様 気を引き締めていきたいものですね

 

さて 「結露」と聞くと 先ず思い浮かぶのは
外が冷え込む冬に 室内で暖房を使い 窓ガラスに水滴がつく様子ですが

 

結露は 冬限定ではなく 夏にも起こり
そんな夏の結露を通称「夏型結露」といいます

そして 冬の結露とは異なる深刻な問題を引き起こすことがあります

 

夏型結露とは?

 

夏型結露とは?
高温多湿な外気が エアコンなどで冷やされた室内の壁や床に接することで発生する結露です

例えるならば 冷たいジュースの入ったコップに水滴がつくようなイメージです

夏型結露の発生メカニズム

 

夏は 外の空気が非常に高温多湿です
この空気が エアコンで冷やされた室内の壁の内部に侵入してしまうと
壁の表面や断熱材 木材などが冷やされ 空気中に含まれる水蒸気が結露します

 

夏型結露がもたらす被害

 

冬の結露は 建物の構造材を「腐食」させますが
夏型結露は「カビ」や「ダニ」を繁殖させる大きな原因となります
なぜならば 高温多湿な夏の環境は カビの成長に最適な条件だからです
壁の内部や床下で発生したカビは 空気中に胞子を撒き散らし
アレルギーやぜんそくなどの健康被害を引き起こす要因にもなります
さらに シロアリは湿った木材を好むため シロアリ被害を招くこともあります

 

夏型結露を防ぐための対策

 

高断熱
分厚く 隙間なく施工された断熱材が 外の暑さをシャットアウトします
これによって 壁の内部が外気の影響を受けにくくなり
冷房で冷やされても結露が発生する温度まで下がりにくくなります

 

高気密
隙間なく施工された気密層が 湿気を含んだ外気が壁の内部へ侵入するのを防ぎます

 

高断熱高気密により
計画的な換気も行われ 室内の湿度を適切に管理でき 夏型結露を防ぐことに繋がります

 

また 外壁と断熱材の間に通気層を設けることで
壁内部に侵入した湿気を効率的に外へ逃がし 乾燥を促すことができます

 

まとめ

 

夏型結露は 見えにくい分 冬の結露以上に気づきにくく 静かに家を蝕んでいきます
夏も冬もより快適に過ごす為にも 先ずは 断熱性能・気密性能を高めて適切な通気対策を施し
大切な住まいと家族の健康を守っていきましょう

 

この記事を書いた人
高岡 真三美

事務経理担当

高岡 真三美Takaoka Masami

松山市 出身/1964年4月17日生まれ

自称健康おたくなので「環境・健康に良い」というモノやコトが大好きです。事務経理という仕事柄事務所にいることが多いので、訪れて下さった方々が心地良く過ごしていただけるような空間(雰囲気)づくりを意識していきたいと思っています。(笑)

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