
(仮)東温パッシブハウスの見所ポイント パート2
こんにちは
来週からは気温が上昇するようなのでみなさん熱中症にお気をつけください😣
この前出先から帰るときに空を見たら虹がかかっていました!
梅雨の時期ならではの現象ですね。
今日は先週に続いて
(仮)東温パッシブハウスの見所ポイント パート2を書きたいと思います。(パート1はこちらから)
今回は内装の壁について
この(仮)東温パッシブハウスの内装の壁は紙クロス・漆喰・和紙の3種類で仕上げられています。
紙クロスは塗装下地壁紙のラウファーザーチップスを使用。
この紙クロスは紙と紙との間に木片を挟み込んで作られています。
天然素材でできていて紙は再生紙、木片は端材や間伐材を利用することで資源を有効活用しています。
また、通気性・吸湿性に優れているため結露やカビの発生を抑制します。
このラウファーザーチップスは1864年にドイツのERFURT社で誕生した壁紙です。
誕生してから現在に至るまで約160年もの月日が経っているのにも関わらず、
今でも使われているのは品質や性能の良さを証明しています。
漆喰は玄関からLDKまでに施工されていて鏝目を出さずに平らに仕上げる金鏝押さえという技法で仕上げています。
金鏝押さえは材料や環境、職人さんの技術によって仕上がりが左右されるほど難易度の高い技法です。
広い面積を均一に仕上げるには高い技術が必要になります。
漆喰には調湿性・抗菌性・自己硬化性など様々な性能がありますが、そんな漆喰には長い歴史があります。
今から約5000年前にピラミッドの建造で石と石とを接着するときに石灰を使ったことがはじまりです。
そこからヨーロッパではギリシャやローマの巨大建造物にも使われるようになりました。
イタリアにあるコロッセオは2000年前に建造されましたが、約2000年経った今でも強度を保っています。
和紙は土佐和紙の雲竜紙を使用。
和室の壁・屋根・押入引き違いに施工していて、和の雰囲気に包まれた空間になっています。
今回使用している土佐和紙の雲竜紙は長い繊維を漉き込むことで雲の模様を表現しています。
土佐和紙は1000年以上の歴史を持つ日本の伝統工芸品です。
土佐和紙は薄くて丈夫、そして種類が豊富という特徴を持っています。
破れにくいだけでなく、繊維同士が絡み合っているため引っ張る力にも強いです。
主な原料は楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)などの
自然素材の植物の繊維でできており、環境にやさしい素材です。
性能としては通気性・吸湿性、調光・調湿・保温効果があります。
繊維が光を乱反射することで照明や日光が目に優しい柔らかい光になるため調光効果があります。
湿気を吸収・放出する性質があるため室内の湿度を快適に調整するのに役立ちます。
また、繊維の間に空気を含んでいるため保温効果も期待できます。
今回ご紹介した3種類の素材はすべて自然素材で出来ています!
自然素材を使うことで人間や環境など様々なことにやさしくなれる家づくりをしていきたいですね。
6月28日・29日に(仮)東温パッシブハウスで予約制完成見学会を開催致しますのでぜひご来場ください!
(ご予約はこちらから)
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