家づくり・建築知識
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シックハウス症候群について

こんにちは!

 

今日はシックハウス症候群について書きたいと思います。

 

シックハウス症候群とは

建物の室内環境が原因で起こる様々な健康被害のことをいいます。

室内の空気が化学物質やカビ、ダニなどに汚染されることによって

「頭が痛くなる」「吐き気やめまいがする」「湿疹がでる」

などの症状が引き起こされます。

 

こういったことへの対策は以下の通りです。

・換気の徹底

・化学物質の少ない建材や建具の選択(自然素材を使用)

・空気清浄機の利用

・こまめな掃除

 

換気の徹底には

建築基準法で設置が義務付けられている

24時間換気システムが効果的です。

VOC(揮発性有機化合物)濃度という室温で気体や蒸気になりやすい

有機化合物の濃度が高くなることで発症するため、

常に室内の空気を入れ替え、清潔に保つことで

シックハウス症候群の発症リスクを抑えます。

 

化学物質の少ない建材や建具を選ぶことは

シックハウス症候群対策として非常に重要なポイントです。

天然素材や無垢材、漆喰、珪藻土などの天然由来の建材

化学物質をほとんど含んでいないため、

室内のVOC濃度減らし、健康リスクも軽減することができます。

 

空気清浄機の利用は

24時間フル稼働で使用することが推奨されています。

空気中のほこりやアレルゲンは一度舞い上がると

床に落ちるまでに時間がかかってしまうため、

こまめに電源を入り切りするよりも常に稼働させているほうが効果的です。

 

換気や空気清浄機で空気をきれいにするのも重要ですが、

こまめな掃除も対策の一つです。

部屋に掃除機をかけたり

定期的にカーペットや布団をクリーニングしたりすることも

シックハウス症候群の発症リスクを抑える重要な要素です。

 


 

弊社では

こういったシックハウス症候群の原因である

VOC(揮発性有機化合物)が室内にどれくらい含まれているかを測定する

TVOC測定という空気測定を実施しています。

厚生労働省からはTVOC濃度の暫定目標値を400μg/m³と設定されています。

(この暫定目標値は、竣工後居住を開始してある程度時間が経過した状態における目安とされています)

詳しくはこちらから

 

そして

一般的な新築住宅のTVOC濃度の平均値は2000~4000μg/m³とされていますが

弊社で施工した新築住宅でのTVOC濃度は460~490μg/m³

非常に低く、測定結果に出ている成分はすべて自然素材由来のものです。

 

気密と換気のバランス、そして、使用している素材との調和が取れているからこそ

空気がこもることもなく、有機化合物の発生も抑えられるということなのです。

 

この記事を書いた人
大森 彩代

大森 彩代Oomori Sayo

松山市 出身/2006年9月17日生まれ

社会人なりたてでまだまだ至らぬところはありますが、一人前になれるように頑張ります!趣味はアニメや漫画などの模写をすることとルービックキューブを触ることです。いろんなことに優しい家づくりについて勉強していきます。

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