こんにちは
今回は去年の末に建てた
(仮)此花町パッシブハウス
の屋根断熱のことについて
書いていければと思います。
普段弊社がしている屋根断熱は
厚み100㎜のロックウールを3層
合計300㎜の断熱構成で
パッシブハウスの認定を取れて
いましたが、今回の断熱構成は
垂木間に厚み100㎜の
ロックウールを入れ
その下に100㎜×2の
合計300㎜のロックウールを入れるのは
通常と変わりませんが
今回は垂木の上に更に
断熱材を足していきます。
それが『フェノバボード』という
ロックウールに比べ熱伝導率が
2倍の性能値の断熱材です。
ロックウール100㎜の
熱伝導率は0.038[w/(m・k)]
上記のフェノバボード90㎜の
熱伝導率は0.019[w/(m・k)]
垂木の上に90㎜の間柱をとめ
90㎜のフェノバボードをいれて
を、交互に繰り返して屋根全体を
おおっていきます。
その後は普段の屋根じまいと変わらず
遮熱シートを貼り、その上に
通気胴縁を取り付け、野地板を貼り
屋根じまいとなります。
今回の屋根じまいの日は
風がとても強く、フェノバボードが
軽いこともあり、風で何度も飛ばされ
休憩中も音がして、見に行くと
飛んでいたり、落ちかけていたりと
休むひまもなく作業して、無事怪我もなく
屋根じまいできたので良かったです!
まだ断熱気密とすることがまだまだ
あるので、頑張りたいと思います!