先日上棟式を行った
(仮)南久米パッシブハウス
上棟時の様子は↑から
今回は(仮)南久米パッシブハウスの
断熱施工についてです
少し前の基礎外断熱のブログで
いつもとは違う断熱構成だと
書きましたが
今回ご説明する屋根の断熱も
いつもとは違います(*_*)
まずこれまで弊社で
パッシブハウスの認定を取ってきた
・東垣生パッシブハウス
・西条パッシブハウス
上記等の屋根断熱は
厚み100mmのロックウールを3層
合計300mmの断熱構成で
認定を取れていましたが
今回の(仮)南久米パッシブハウスは
南側の窓の大きさや
建物の形状が認定を取るうえで
少し不利になってしまう為
断熱材を普段より厚くすることで
認定の範囲内にすることとなりました
垂木間に厚み100mmの
ロックウールを入れ
その下に100mm×2の
合計300mmのロックウールを入れるのは
通常と変わりありませんが
今回は垂木の上に更に
断熱材を足していきます
そこで使用する断熱材がこちらの↓
フェノバボード
ロックウール100mmの
熱伝導率は0.038[W/(m·K)]
上記のフェノバボード90mmの
熱伝導率は0.019[W/(m·K)] と
2倍の性能値があります
熱橋が少なくなるよう
垂木と垂直、910ピッチに断熱受けをいれ
その間にフェノバボードを入れていきます
入れ終わるとその上から遮熱シートを貼り
水が入らないようテープ処理、
通気層を設け野地板を貼り屋根仕舞いとなります
いつもとは違う断熱材の種類、構成でも
臨機応変に対応してくれる職人さん
流石です(*_*)
他にもいつもと違う点がいくつかありますので
また、現場レポートしていきます♪