まじめな話
STAFF BLOG

「Can you Passive-House it?」みんなで考えよう☆

2022.02.28 | まじめな話

こんにちは

今日は 一冊の本についてです

 

コチラの本は
設立10周年を迎えたパッシブハウス・ジャパンの記念誌です

 

パッシブハウスとはドイツの物理学者ファイスト博士が導き出した家の省エネ基準であり
博士によって立ち上げられたパッシブハウス研究所により
パッシブハウスの設計ツールの開発や認定制度が築き上げられました

それは

器である建物自体の性能を上げ 

自然のエネルギーを味方につけ

冷暖房設備の使用量は極々小さなものとし

快適性と省エネを実現するためのもの

 

今では ドイツをはじめオーストラリア アメリカ 韓国 ニュージーランド
中国など世界各国で取り入れられています

 

そんなパッシブハウスを日本に普及させるために
設立されたパッシブハウスジャパン

10周年を迎えての記念誌です

 

代表理事の森みわさんの挨拶から始まります

この方との出会いにより
アーキテクト工房Pureは
パッシブハウス それに同等の性能を持つ建物を作るようになったのです

 

2021年11月までに 日本に建てられた49軒のパッシブハウス

 

そのうち アーキテクト工房Pureは5軒手掛けてさせていただきました

デザインも様々ですね お寺や集合住宅もあるのですね

 

ページを進めると

パッシブハウスジャパンに関わる方々のお話や
実際に住まわれておられるオーナーさんのお話
写真などたっぷりと掲載されています

 

その中に・・・
室内が快適だと 今まで当たり前にしていた作業や考え事
(例えば 寒いから服を着こむとか 毛布出そうかとか)
などが減る
その分気が休まり 窓の外を眺める時間が増える
季節や時間の移ろいを感じられて 豊かな気持ちになる

と書かれてありました

本当だな~と思います
この気持ちは何事にも代えられない
代わりとするものが もはや見つからない

 

そんな魅力的なパッシブハウスは ドイツ発祥の省エネ基準を満たした建物

 

そんな風に聞くと なんだか敷居が高いと思うかもしれませんが
今では世界各地へ普及している建物
各地域の気候風土に合わせて建てることができるのです

 

例えば アーキテクト工房Pure社屋はパッシブハウスです
NYに支店を出したい 是非パッシブハウスで!
これも可能です

 

つまり 自分が本当に住みたい場所に
最高に快適な建物を導き出してくれる

 

敷居が高いどころか とても信頼できる身近な建物であるといえるのではないでしょうか

そんなことを改めて思わせてくれる本です♪

 

コチラの本は非売品ですので
ご興味がある方は
事務所に来られた際に是非ご覧になってください

 

最後に

コチラの本の素敵なところは 中身だけではなく 作り方も

 

水なし印刷
通常の印刷は 大量の水が使われ 有害な廃液が出されます
水なし印刷は ほとんど水は使われず 廃液も出されない
とても環境にやさしい印刷方法と言われています

FSC認証の紙
違法な森林伐採を防ぐために
きちんと管理された森林で伐採された木材であること
正しく加工され流通されていること
などの基準がクリアされている紙のこと

 

どちらも環境に配慮されています

拘るのは家づくりだけではない というのも嬉しいですね

ブレないこと やっぱり大事です☆

この記事を書いた人
高岡 真三美

事務経理担当

高岡 真三美Takaoka Masami

松山市 出身/1964年4月17日生まれ

自称健康おたくなので「環境・健康に良い」というモノやコトが大好きです。事務経理という仕事柄事務所にいることが多いので、訪れて下さった方々が心地良く過ごしていただけるような空間(雰囲気)づくりを意識していきたいと思っています。(笑)

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