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自然素材の床材『リノリウム』は お花からの贈り物♪

5月にもなると晴れた昼間は汗ばむこともあり

自然素材のサラサラとした肌触りが一層心地よく感じます

 

なかでも床は
歩くと足裏に寝ころぶと身体全体に触れることから

無垢の床材がおススメなのですが

ただ スペースによれば 悩ましい部分もあったりします

 

例えば
ついつい 汚れやすいキッチンなど水回りスペースは
清潔に保ちたい かつ お手入れし易いものが理想です

 

そんな悩みを軽減してくれるのがリノリウム

パッと見や感触は
ビニールっぽくも思えるのですが れっきとした自然素材なんです☆

 

 

そんなリノリウムについてです

 


 

contents

 

1 リノリウムの原料は

2 リノリウムの歴史は

3 リノリウムが愛されるわけとは

4 リノリウムのちょっと気になるところ

5 まとめ

 


 

リノリウムの原料は

 

亜麻の花の種から取る亜麻仁油
細かく粉砕した石灰岩
松ヤニ
おがくず コルク粉

など自然素材を混ぜ合わせ
乾燥したのちジュートに圧着して作られています

 

ちなみに 亜麻の花は
綺麗な青色の花
その為「ブルーエンジェル」と呼ばれているそうです

 

【参考 フォルボ】

花の茎の繊維は
洋服やハンカチなどの
リネンという布の原料になります

全てが頭の中に浮かぶ自然のものなので安心ですね

 

リノリウムの歴史は

 

歴史は非常に古く
1860年イギリスのフレデリック・ウォルトン博士により発明されました
日本には 1919年加賀藩の藩士・寺西福吉がアメリカから持ち込んだそうです

当初は 船の甲板や学校や病院 住宅の水回りにも用いられていましたが
高度経済成長により 製造に時間を要するリノリウムよりも
大量生産可能なビニール系のモノが重宝されるようになってしまったのです

 

リノリウムが愛されるわけとは

 

日本はさておいて
古くから世界中で愛され続けているリノリウム

 

そのわけは
・亜麻仁油が持つ高い抗菌性が清潔な状態を保ってくれる
・自然素材の為 静電気が生じにくくホコリがたまりにくい
耐久性に優れている為 家具による凹み跡が付きにくい
耐火性に優れている
・基本のお手入れは乾拭き もしくは水を含ませて固く絞った雑巾で拭き取りを

 

自然のものを原料としているので住んでいる間も使い終え焼却されても
土に埋めたとしても有害な物質を出すことはありません

更に 色の種類も豊富なので
お好きなイメージに合わせて選んで頂けます

 

 

 

 

 

リノリウムのちょっと気になるところは

 

唯一気になるのは匂いでしょうか
我が家も1階のトイレの床はリノリウムです

 

最初は ???
例えれば 少し油っぽい匂い?
でも よくよく考えれば 亜麻仁油が原料です
匂って当たり前 害もありません
いつの間にか その匂いは消えてくれますから安心してください!

 

まとめ

 

リノリウム
名前だけきくと ケミカルなもの?とイメージしてしまいますが
名前の由来は
ラテン語: linum(亜麻)と ラテン語: oleum(油)の一部分同士を組み合わせたもの

 

【参考 フォルボ】

その名前の通り
亜麻の花の特性を上手く活用した 住む人にも環境にも優しい床材です
更には 使い勝手の良い実に賢い床材でもあるのです!

2021年05月13日まじめな話| 投稿者:たかおかたかおか
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