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小沢川の家地盤補強工事

3月に入り早咲きの桜が咲いて春らしくなってきています

そして花粉も沢山飛んで花粉症の方にはつらい季節でもありますね!!

 

 

先日地鎮祭を終えた小沢川の家

地盤調査の結果で改良工事が必要との調査結果が出ており地盤補強工事を行いました

 

 

地盤調査はビルダーズPure(協力業者会)の会長でもある

東昇技建株式会社に地盤調査をお願いしています

地盤調査の結果今回の地盤は0.5m付近から最深で2.75m程度まで自沈層が確認され

建物に最も影響を及ぼすし不同沈下の可能性がある為建物荷重を支持する上で

安定した地盤ではないとの判断で地盤補強が必要との判断で補強を行うこととなりました

対策工法としては柱状改良工事での地盤補強を行いました

 

 

柱状改良工事とは

小・中期のの建築物向けの地盤改良工事でセメント系固化材と現地の土を混ぜ合わせて

地盤内に柱状の柱を作り建築物を支える工法となります

一般的には杭の先端を支持層まで到達させ支持させますが

杭週面の摩擦力で建物を支える場合もあるようです

小沢川の家では支持層まで杭を到達させています

 

 

柱状改良工事の施工手順

・杭芯セット

建物配置に合わせて杭位置を決め施工機械を移動し所定の打設位置に合わせます

・掘削開始~セメントミルク注入

施工機械の先端翼を回転させ掘削を開始。掘削と同時にセメントミルクを攪拌注入し

所定量のセメントミルクを注入させながら掘削を進めます

 

・先端翼引き抜き

所定の深度に達したら先端処理を行い攪拌混合しながら先端翼を引き抜きます

 

・杭頭処理

杭の頭部を建物基礎の支持する高さになる様水平を見ながら杭頭部処理を行い完了

 

・地盤補強報告書作成

柱状改良工事の施工報告書作成

 

・保証書発行

東昇技研さんより発行される保証書は損害保険会社が引き受け引渡日より10年保証

但し、天災地変に対しての保証は対象外

 

 

小沢川の家も無事地盤改良工事が終わり次は基礎工事となります

昔は地盤調査も行わず建てている建物が多くあるのも現状です

地盤沈下より床が斜めになって住まわれてる方が体調をくずしている方も

沢山いらっしゃると聞いたことがあります

しっかりと地盤の調査を行い最適な工法で基礎を作っていくことが

建物を長く維持させる一番大事なところではないでしょうか!!

 

2021年03月12日家づくり・建築知識| 投稿者:高岡高岡
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